こんにちは。
株式投資を始めるに当たり、財務諸表の解析その他、ある程度の会計の知識は必要だと考えています(長期投資なのでテクニカルよりファンダメンタル重視)。様々な会計関連の学習教材が出ており、僕も幾つか手に取ってみましたが、ある程度は理解できたと感じたものの、実際に使う所までには至らず、何か中途半端な感じがしていました。そこで、到達目標を明確に設定した上で、きちんとした知識を身に付けることを目的として、ビジネス会計検定試験3級の合格を目指して勉強を始めました。そこで、僕が現在進行形で取り組んでいるビジネス会計検定試験3級の勉強記録をシリーズで書いていきます。今回はシリーズ第2回目「財務諸表とは」です。
なお、勉強開始時点での僕のスペックは以下の様な感じです。
- 経理関係の業務経験は無し(理系出身、研究開発畑一筋です)
- 会計の勉強を少ししたことがある
(営業利益、経常利益、PER、ROEとかの言葉の意味が分かる程度)
- 勉強に充てられる時間は1日1時間程度(土日除く)
概要
今回は、公式テキストの第1章「財務諸表とは」についてです。導入部分ですので、内容的には難しくありません。一点、会社法と金融商品取引法で財務諸表(計算書類)の体系が異なっている点は知りませんでしたので、覚えておきたいと思います。キャッシュ・フロー計算書は会社法上の計算書類の体系には含まれていないんですね。以下が今回の勉強メモです。
勉強メモ
- 会計情報を利用するのは多様なステークホルダー(利害関係者)。ステークホルダーには投資家、金融機関、取引先、従業員、地域住民、国・地方自治体、経営者と様々居て、会計情報に対する関心事もそれぞれで異なる
- 会社法と金融商品取引法で財務諸表(計算書類)の体系が異なる。
- 会社法は株主・債権者の保護を目的とする。情報開示の資料として貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、個別注記表があり、計算書類と呼ばれる。
- 金融商品取引法は投資者の保護を目的とする。情報開示の資料として貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、キャッシュ・フロー計算書、付属明細表があり、財務諸表と呼ばれる。
初心者ですし、自分には株取引のセンスがあるとは決して思っていませんが、正しい知識を身につけて、ギャンブル的ではない、適切な投資行動をとれるようになれたらいいな、と考えています。
次回からは本格的な内容に入っていきます。
最後までご覧頂き有難うございました。
以下が使用している公式テキストと過去問になります。
よろしければ以下の過去記事もご覧下さい。
第1回 ビジネス会計検定試験の概要