弱小投資家が経済的自由を目指すブログ

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インヴィンシブル投資法人 優待変更

僕の保有銘柄であり、コロナ渦直撃で株価暴落、分配金98%減とボロボロのホテル系REITインヴィンシブル投資法人が投資主優待制度の変更を発表しました。

 

全国的、いや世界的な移動制限によって出張や旅行を中止、延期した方は多かったのではないでしょうか。かく言う僕も、3月以降で3回の国内出張とゴールデンウィークの帰省を兼ねた旅行(すべて宿泊を伴うものです)を全部キャンセルしました。しめて羽田-新千歳2往復、東京-新大阪2往復、ホテル宿泊5〜7日分のキャンセルです。本来流れるはずのお金が僕1人分だけでこれだけ減る訳ですから、新型コロナウイルスが観光産業に与えた打撃は計り知れないものがあります。

 

コロナ渦前は都市圏で立地が良く手頃な価格のホテルは直前だと予約できなかったですからね。オリンピックも控え、ホテルは絶好調のはずでした。まさか、こんなことが起こるとは思いませんでした。確かに、台風や地震などで特定の地域の機能が一時的に麻痺することはあるかも知れません。インヴィンシブル投資法人が持っているホテルは地域が分散されており、災害リスク等に対してある程度の耐性があるはずでした。まさか世界的に移動が制限されるなんて、想定できませんでした。戦時中でも無い限りこんなこと無いんじゃないでしょうか。

 

脱線しました。インヴィンシブル投資法人の優待は、10口保有シェラトン・グランデ・トーキョー・ベイホテルおよびマイステイズホテルグループの全ホテルを優待価格(10%割引)で利用できると言うものでした。マイステイズホテル公式ホームページを見ると、ビジネスホテルはだいたい5000円〜1万で宿泊可能。高価格なリゾートホテルの利用料金は以下の様な感じになっていますので、数百円〜一番高い所で3000円ぐらい割引を受けられます。利用回数に制限はありませんので、出張や旅行でホテルを利用する機会が多い人はよりお得になります。

 

フサキビーチリゾート ホテル&ヴィラズ(石垣島) 33,900円〜

ホテルエピナール那須 21,780円〜

天然温泉 田沢湖レイクリゾート 11,080円〜

 

さて、そんなインヴィンシブル投資法人の優待ですが、以下2点が変更になります。

①2019年12月期優待の利用可能期間の延長

 2020年4/1から2020年9/30まで ⇒ 2020年4/1から2020年12/31まで

② 2020年6月期以降の優待の対象投資主の変更

 10口以上 ⇒ 1口以上(=全投資主)

①は昨年末時点の投資主に対するもので、コロナの影響で優待を利用する機会が減ったことに配慮された形です。

②は今期以降の投資主に対するもので、同法人リリースによると、

「本優待制度の導入後2年以上が経過し、安定した運営が行えている中、投資主の皆様からのご要望も踏まえ、対象投資主の範囲を拡大し本優待制度のより一層の利用を促進することが、更なる投資主の皆様の満足度の向上及び投資主のすそ野の拡大につながり、本投資法人及び投資主の利益に資するものと判断し」 

とあります。

 

僕は高配当が魅力で投資した訳ですが(優待があること自体知らなかった)、現在の保有口数は4口なので、いきなり優待の権利が舞い込んできた形になります。とは言え30%の含み損、分配金も98%減(2020年6月期の分配金は1812円(予想)→30円に( ;∀;))と残念なことになっています。順調に増配を続けきましたが、仕方ないとしか言いようがないですね。とりあえず事態が改善するまで耐えるしかないですね。

 

最後に、インヴィンシブル投資法人の現在の株価(2020年6/11終値)です。

インヴィンシブル投資法人(8963)

株価:32,650円

分配金:30円(20年6月期)、未定(20年12月期)

 

最後までご覧頂き有難うございました。