弱小投資家が経済的自由を目指すブログ

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確定拠出年金の運用割合を変更しました

こんにちは。

毎年4月頃に運用レポートが送られてくる確定拠出年金(DC)。しばらく放置しておりましたが、約2年振りに運用割合の変更を以下の様に行いました。

 

【変更前】 外国株式60%、国内株式40%

【変更後】 外国株式85%、国内株式5%、預金10%

 

株式100%から株式90%、現金10%への変更であり、安全資産の割合を増やした形になりますが、実際にはより積極的な運用を目指しての組み替えになります。理由は以下の3点でしょうか。

 

 以下、詳細を書いていきます。

 

 株価下落局面で積極的に買い向かいたい

 

今回のコロナショックで国内、海外ともに株価が大きく下落しました。その様な局面でも月々の積立はされますが、これに加えて更に買い増しできる様なポートフォリオとしました。即ち、株価下落時にリバランスすることによって、DC内の資金移動で株を買えることになります。逆もまた然りで、株価上昇時にはリバランスすることで一時的に利確することも可能な訳です。現金を持つことも投資の一部と言う考え方です。2年前には無かった考え方です。

現金の代わりに、少しでも利回りの良い債権を持つと言う選択肢も考慮しましたが、信託報酬に見合ったリスク、リターンでは無いと判断して最終的に現金を選択しました。

 

株式100%だとリバランスの効果が薄い

 

リバランスとは、ポートフォリオ運用における資産の再配分のことです。相場変動により当初計画した資産配分からズレが生じますが、これを計画通りの資産配分に戻すことをリバランスと言います。これをすることによって、相対的に割高になっている資産を売り、割安になっている資産を買うことになります。即ち、安い時に買って高い時に売る、合理的な投資行動に繋がり易いとされます。リバランスの効果は、保有する資産の値動きが連動しない場合に極大となります。

これまでは外国株式60%、国内株式40%で運用していましたが、ともに株価は似たような値動きになります。また、過去実績から、日本株のリターンは常に外国株に劣後しています。従って、外国株と国内株でリバランスをすると、常に好調な外国株を売って低調な日本株を買うことになります。実際に2年間やりましたが、「何だかな」と言う感じでした。そこで、株式と値動きが連動しない資産として現金を組み入れることにしました。株式と債券は値動きが逆相関の関係にあると言われますが、債券を選択しなかった理由は前述の通りです。

 

国内株式の比率が高過ぎ

 

国内株式は常に低調なだけなら良いですが、コロナショックの際は外国株とともに暴落しましたので、結局リスク分散になってなかった訳です。従って、国内株式の比率を大幅に引き下げ、その分を外国株式と現金に配分しました。過去傾向から、リターンの高い外国株式の比率を高めることで、ポートフォリオの一部を現金にしても、全体のリターンは向上すると期待しています。

株式(90%)と現金(10%)の配分については感覚です。前述の通り、現金を持つことも投資の一部との考えなので、ここの比率は変更するかも知れません。外国株式(85%)と国内株式(5%)の配分については、バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)の国別構成比率を参考にしました。VTIやVTを選べれば良いのですが、弊社DCでは外国株式はMSCIコクサイ連動型、国内株式はTOPIX連動型しか選べないので、それぞれ組み合わせてVTに近い比率にしました。

 

以上、2年ぶりに確定拠出年金の運用割合を変更した話でした。

残された課題は、運用ルール作りですね。頻繁に運用成績を見たり売買したりはしませんので、「半年に1回リバランスする」とか、「〇%ズレたらリバランスする」みたいな感じのルールですね。このルール作りにもう少し思考を深めたいと思っています。

僕は1つの決断をするのに時間を掛けて色々と調べ、考えるタイプです。株を買う時も、考え過ぎて買い時を逃すことも多々あります。ただ、熟考を重ねた上で決断し、一度マイルールを決めたなら、あとはルーチンワークです。売買タイミングをいちいち判断する必要もありません。自分として納得できるルールを作りたいと考えています。

 

以上、最後までご覧頂き有難うございました。