こんにちは。
返礼品は、「自慢の丸干しセット」です。
セット内容は、さんま丸干し10本、沖きす丸干し8本、うるめ丸干し8本、あじ丸干し12本で、寄付額は11,000円になります。
中でもお目当てはさんま丸干しで、熊野地方の特産品です。
熊野地方は嫁さんの地元でして、盆・正月などに帰省した際には必ずと言っていいほど、さんま丸干しを食べてました。
丸干しとは、魚を開かずにそのまま天日干しなどで乾燥させたもので、うるめなど小型の魚ではよく見かけるのですが、さんまの丸干しは結構珍しいんだとか。
僕も嫁さんと交際を始めて実家を訪問するまで知りませんでした。
同じ干物でも、開きと違って内臓も含まれているので好き嫌いはあるかと思いますが、僕は朝食に、酒のアテに、帰省した際の楽しみの一つでもありました。
コロナの影響でゴールデンウィークの帰省をキャンセルしましたが、再拡大の影響で夏休みも帰省できないと思い、せめて懐かしい郷土の味だけでも味わいたいと思って寄付をしました。
今年の正月は色々と忙しくて帰省しなかったんですが、今思えば、あの時帰省していれば良かったなと。
少し後悔しています。
因みに、熊野地方とは三重県から和歌山県にまたがる以下の地域を指すようです。
三重県:
和歌山県:
新宮市、勝浦町、太地町、古座川町、串本町、北山村、すさみ町、白浜町、上富田町、田辺市
熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)や熊野古道と言った史跡、白浜や熊野灘、那智の滝と言った景勝地があります。白浜は関西の人なら必ず知っている観光地(海水浴場)でもありますね。
熊野三山は、古事記に登場する八咫烏(ヤタガラス)を「導きの神鳥」として信仰の対象としています。神武天皇が宮崎(日向)から奈良(橿原)に移動する際、熊野から奈良までの道案内を八咫烏が務めたと言うエピソードからだそう。八咫烏は日本サッカー協会のシンボルマークにも採用されていますね。サッカー日本代表のユニフォームのエンブレムも八咫烏です。サッカー選手も熊野にお参りいくとか、聞いたことがあります。
グルメでは、さんま丸干しの他、マグロ、鯨、めはり寿司(塩漬けした高菜で包んだおにぎり)などが有名です。マグロは直売所などで新鮮なものが安く手に入ります。あんなに透き通った赤身は、僕はここ以外で見たことがありません。これは現地でしか食べられないので、是非。
自然豊かな所で、川遊び、山登り、温泉、キャンプ・バーベキューなど、色々楽しめます。
興味がある方は、是非一度、訪れて頂ければと思います。
ただ、交通の便は悪いですね。
例えば、東京から熊野本宮大社(和歌山県新宮市)まで行こうと思うと
飛行機の場合、白浜空港から車で2時間程
新幹線の場合、名古屋からJR特急で新宮駅まで3時間、そこからバスで1時間
こんな感じです。
それぞれの史跡や観光地の距離も離れているので、まとまった休みが取れる時にゆっくり訪れてみるのはいかがでしょうか。
以上、コロナの影響で帰省や旅行をキャンセルせざるを得なかった方もいるかと思います。
こんな時は、ふるさと納税を利用して、ご当地の味を味わいつつ、思いを馳せるのも良いのではないでしょうか。
最後までご覧頂きまして有難うございました。
今回紹介した自慢の丸干しセットです。よろしければどうぞ。
- 価格: 11000 円
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