弱小投資家が経済的自由を目指すブログ

経済的自由を目指すアラフォーサラリーマンが、資産運用・副業に本気で取り組む中で日々考えたことを書いているブログです

ATM出金と振込手数料を無料にする方法

こんにちは。

ATM利用や他行への振込など、銀行の手数料って1回当たりの額は少ない様に思うかも知れませんが、積もり積もると結構な額になってたりします。節約のためには、こう言う出費は極力減らしたいものです。今回は、その様にお考えの方のご参考になれば幸いです。

ネット銀行の利用 

結論ですが、解決策はネット銀行を使うことです。

僕は数年前から住信SBIネット銀行をメインバンクに使っていますが、少なくとも直近1~2年は銀行手数料を支払った記憶がありません。現金引き出しは自宅から徒歩2分のコンビニで24時間、手数料無料でできます。もちろん、旅行先や出張先でもコンビニATMがあれば無料で引き出し可能です。利用状況に応じて与えられるランクによって無料回数の制限はありますが、ちょっと工夫をすれば日常生活で利用する分には問題ないレベルまでランクを上げられます。

以下、住信SBIネット銀行のメリットになります。 

  1. ATM手数料、振込手数料が無料(利用状況に応じて与えられるランクによって回数制限あり)
  2. 24時間コンビニATMで出金可能
  3. SBI証券とのハイブリッド口座を作れば銀行口座⇔証券口座間の送金が即可能、もちろん無料
  4. ハイブリッド口座の金利は0.01%とメガバンク定期預金の5倍(三菱UFJ銀行のスーパー定期1年ものは0.002%)
  5. 外貨預金の為替手数料が業界最安水準。しかも、たまにキャンペーンで無料
  6. 利用状況によってポイント(500ポイント=500円単位で換金可能)がもらえる
  7. 定額自動入金サービスを使えば、月1回、他行から無料で住信SBI口座に入金可能

赤字の部分に関しては、株式投資をしない人にとってもメリットになる部分かなと思います。なお、4のハイブリッド口座の金利ですが、ここは楽天銀行の同等サービスであるマネーブリッジ の金利0.1%に大きく水をあけられています

住信SBIネット銀行のランクについて

 

住信SBIネット銀行では、「スマートプログラム」と言う優遇制度を設けています。スマートプログラムでは月々の利用額や頻度によって1~4の4段階にランク分けがされ、ATM手数料、振込手数料がランクに応じた回数だけ無料になります。各ランクで手数料が無料になる回数(月当たり)は以下の通りです。なお、2021年4月よりスマートプログラムの優遇条件およびランクごとの無料回数が改定になります。この記事では、改定後の条件にアンダーラインで書いていますので、ご参考して頂ければと思います。詳細については、以下URLから検索してみて下さい。

https://www.netbk.co.jp/contents/sompany/pres/2020/corp_news_20201229.html

 

ランク4:ATM手数料15回(20回)、振込手数料15回(20回

ランク3:ATM手数料7回(10回)、振込手数料7回(10回

ランク2:ATM手数料5回、振込手数料3回(5回

ランク1:ATM手数料2回、振込手数料1回

 

口座を持っている全ての人はランク1に該当します。即ち、住信SBIネット銀行に口座を持っているだけで、月当たりでATM2回、他行振込1回の手数料が無料になります。ランク2以上になるには一定の条件をクリアする必要がありますが、ランク1だけでもメガバンク以上の利用価値があります。

僕はランク2ですが、日常生活&投資で利用する分には不都合を感じていません。僕は住信SBIネット銀行をメインの投資用口座として利用していますが、サブで利用している妻名義の楽天証券(銀行)やジュニアNISA口座(引き落し先はゆうちょ銀行)への送金で他行振込を利用するので、月1回(ランク1)ではやや足りない所ですが、月3回あれば事足ります。4月からは月5回まで無料になるのでかなり余裕です。ランク3以上になると無料回数が更に増えますが、正直これだけ利用するかと言われれば、やや疑問です。そこで、今回はスマートプログラムでランク2になるための条件を書いていきたいと思います。

スマートプログラムでランク2になるための条件

 

まず、2021年6月より、スマートプログラムでランク2以上になるためには、同社が提供する「スマート認証NEO」を登録することが必須条件になります。なお、登録は4月末までにする必要があるので、ご注意下さい。

スマート認証NEOとは、アプリ「住信SBIネット銀行」とスマホに登録された本人確認情報を紐づける機能です。スマホアプリの生体認証機能を使って各種取引を承認するシステムで、より安全でスピーディな取引が可能になります。僕も早速使っていますが、特に不自由なことも無く、違和感無く使えています。ランク2以上になるための必須条件ではありますが、登録するだけなのでハードルは低いと思います。

それに加えて、以下3項目いずれかに該当すればそれだけでランク2の条件クリアです。30歳未満であればそれだけでOKなんですね。若い人は良いですねえ。

  • 総預金の月末残高が30万円以上ある
  • ロボアドバイザーの資産運用残高が月末時点で10万円以上ある
  • 30歳未満

以上に該当しなくても、以下のうち2項目に該当すればランク2になります。僕の場合は、総預金の月末残高30万以上を概ねクリアしていますが、投資用口座なので現金残高がほとんど無い月もあります(株を買うと住信SBIの残高は減るため)。ですが、仮に現金残高30万円を切っていても、1と3を満たしているのでランク2は安泰です。

 

  1. 外貨預金の月末残高あり
  2. 仕組預金の月末残高あり
  3. 月末時点でSBI証券とのハイブリッド口座の預金残高あり
  4. 月末時点で純金積立の契約あり
  5. 月内に給与、賞与、年金の入金あり
  6. 目的ローン、不動産担保ローンの月末残高あり
  7. カードローンの月末残高あり
  8. スポーツくじ購入または公営競技入金の月内合計が2万円以上

※9-11は別のカードを作ったりしないといけないので省略

 

1に関しては、1ドルでも持っていれば残高ありになります。一度ドルを買って、そのまま置いておけば、ずっと条件を満たすことになります。現在は1ドル=108円ぐらいなので、メガバンクのATM手数料1回分より安いです。多分(最近利用してないので分かりませんが)。

 

3に関しては、SBI証券の口座を作る必要がありますが、ハイブリッド口座に残高があれば株を買わなくても条件クリアになります。前述の通り、ハイブリッド口座の金利はメガバンクの定期預金の金利よりも良いので、それだけでメリットがあります。もちろん口座開設は無料、証券⇔銀行間のお金の移動も無料です。

 

5ですが、お勤め先の給与の振込口座として住信SBIネット銀行を選択できればそれだけでクリアになります。僕の勤め先の給与振り込み口座はメガバンクかゆうちょ銀行しか選べないので、5には該当しませんね。古い体質の会社と言えばそうなんですが、給与口座がメガバンクかゆうちょ銀行しか選べないなんて、ちょっと時代遅れ過ぎでは無いですかね?今や自治体の子育て給付金もネット銀行で受領可能な時代ですよ。

 

給与口座に住信SBIネット銀行を指定できない人でも、住信SBIネット銀行の定額自動入金サービスを使うと、月1回、無料で他行から現金を同行に入金可能です。僕もこのサービスを使って毎月20万円を給与口座から移しています。なので、仮に給与口座が他行でも、定額自動入金サービスを使って一定額を住信SBIネット銀行に移せばATMや振込手数料が無料の恩恵を受けられます。

 

いかがでしたでしょうか。

節約のために我慢を継続するのは大変ですが、手数料の削減に関しては一度やり方を変えてしまえば効果がずっと続きます。ストレスも少ないです。1回当たりの節約額は小さくても、ストレスなく永く続けられるので、長期的に見て節約の効果は大きいと思います。

 

最後までご覧頂き有難うございました。