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毎月配当金 REIT、インフラファンドを活用する

こんにちは。

この記事は、毎月配当金が欲しい人向けに、投資先の1つの選択肢となるREIT、インフラファンドについて書いています。配当月を分散したい方のヒントになれば幸いです。

毎月配当金が欲しい

 

配当株投資をする上で毎月配当金が欲しいと思う人は多いのではないでしょうか。

かく言う僕も、毎月配当金生活に憧れています。ただ、日本株は3月決算または12月決算の企業が多く、配当月が3、6、9、12月に集中しがちです。配当月を分散する様なポートフォリオを組むことも可能ではありますが、日本株だけで配当月を無理に分散させようとすると選択肢が少ない中から投資先を選ぶ必要が出てきます。

REIT、インフラファンドで配当月を分散する 

 

そこで、配当月の分散先としての選択肢を提供してくれるのがREIT(不動産投資信託)、インフラファンドです。REITとは、証券取引所に上場している、不動産を投資対象としたファンドのことで、株式と同じように売買できます。インフラファンドはREITと似ていますが、太陽光発電や道路、空港などのインフラ関連施設を投資対象としています。日本で上場されているインフラファンドは、太陽光発電に投資する7銘柄が上場されています。こちらもREITと同様に株式と同じように売買可能です。

REIT、インフラファンドともに分配利回りが高い銘柄が多く、権利月も3、6、9、12月に集中せず、程よく分散しています。今回は、そんなRIET、インフラファンドの中から、現在着目している銘柄について紹介したいと思います。

REITが主な投資対象とする不動産の区分ですが、オフィス、住居、商業施設、物流施設、ホテル、ヘルスケア、その他となっており、1つの物件区分に集中投資している特化型、幾つかの物件区分に分散投資している総合型に分類されます。また、投資対象とする地域も首都圏集中型、地方都市などに分散したタイプなど、様々あります。もちろん、1銘柄で分散投資が完結する様な完璧な銘柄は無く、幾つかを組み合わせてリスク分散を図っていく必要があると思います。

例えば、僕が保有しているREITであるインヴィンシブル投資法人は、投資先がほとんどホテルであり、コロナ禍で大幅減配、株価(投資口価格)も急落しました。一方で、住居や物流施設は比較的景気に左右されにくい側面があります。また、テレワークの普及から東京1極集中から地方へ人が流れる可能性は少なからずあると考えており、投資地域の分散も意識したい所です。以下、5%程度の分配利回り、権利月が1/7月、2/8月、4/10月、5/11月の銘柄を選んでみました。 僕は日本再生可能エネルギーと積水ハウス・リートを保有しています。

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1/7月決算のREIT、インフラファンド

 

株式では積水ハウスと丹青社が有望かなと思っています。

ただ、丹青社はコロナ禍で業績は大打撃を受けています。オリンピック関連株でもあり、今後の見通しも不透明な所です。そんな中、REITの選択肢は割とありますね。

サムティ・レジデンシャル投資法人

保有物件は住居100%、投資地域は首都圏+地方都市に分散されています。10万円ちょっとで投資可能で利回りも6%と高いです。

ヘルスケア&メディカル

保有物件は他のREITでは投資対象としていない老人ホームなどのヘルスケア施設100%です。景気の影響はそれほど受けなさそうですし、投資物件の区分を分散する目的でも有力候補の1つです。

スターアジア不動産投資法人

オフィス、住居、物流施設、ホテルに分散している総合型REITです。物流施設を投資対象にしているREITは利回りが低い所が多く、唯一スクリーニングで引っかかっってきた日本ロジスティックファンドは投資するのに30万円程掛かります。ここは4万円代で投資でき、物流施設も含むので、投資対象として検討中です。

日本再生可能エネルギーインフラ投資法人

7銘柄しかないインフラファンドの1つです。九州電力管内に発電施設を多く持っています。昨年の豪雨で施設が損害を受けた様ですが、業績への影響は軽微だった様です。1口保有していますが、株価も安定していますし買い増しを狙っている所です。インフラファンドの値動きを継続してウォッチしていますが、権利落ち後に分配金以上に値下がりする傾向にある様で、狙い目は権利落ち後かなと思っています。

2/8月決算のREIT、インフラファンド

株式ではイオンフィナンシャルサービスが高配当でしたが、コロナ禍の影響を受けて減配しました。ビックカメラ、イオンモール、マックスバリュ東海、コメダHD、ほか外食系の優待銘柄も多い月ですが、いずれも配当利回りは高くありません。割り切って優待銘柄を集めるのも手ですが、配当収入を重視するのであればREITに魅力を感じます。

タカラレーベン不動産投資法人

オフィス、住居、商業施設、ホテルに分散している総合型REITです。オフィスと商業施設の比率が高めなのがどうかですが、地方都市にも物件を保有しており、地域的な分散はされているのではないかと思います。

福岡リート

こちらは福岡中心のREITです。タカラレーベンと同様、オフィス、商業施設の割合が高いですが、他のREITと組み合わせることで地域分散は可能かと思います。スポンサーには福岡地所、九州電力はじめ九州財界の主要企業が名を連ねます。

4/10月決算のREIT、インフラファンド

パーク24が有力投資先と考えていましたが、コロナ禍の影響で無配になりました。「業務スーパー」の神戸物産、「就職博」の学情など、食指が動く銘柄もありますが、配当利回りは低いです。高配当を期待するならREITの出番ですね。

積水ハウス・リート投資法人

ハウスメーカー首位級で不動産フィービジネスにも進出している積水ハウスがスポンサー。オフィスと住居が半々で、地域は関東65%、近畿16%、東海4%です。やや関東に偏っている感はありますが、後述のトーセイ・リートと比べると地域分散はされています。僕も1口だけ保有しています。7万円台と少額投資可能なのが良いです。

トーセイ・リート投資法人

前述の積水ハウス・リート投資法人と同様、オフィスと住居が半々です。投資地域は関東100%で、その分リスクは高めかなと思っていますが、それ以上に6%に迫る分配利回りは魅力です。

投資法人みらい

5万円以下で投資できるのが魅力ですが、オフィス、商業施設、ホテルと、景気に敏感な物件が多くいです。コロナ禍で投資口価格は大きく下落しており、戻りも遅いです。分配金も少し減っていますね。

5/11月

サムティが高配当で、投資を検討している所です。保有株ではTAKARA & COMPANYが配当利回り3%ほどあります。他にもタマホーム、ニッケ、ジャステックなどなど気になっている銘柄はありますが、投資するには至っていません。

阪急阪神リート

関西主体ですが、主要物件には汐留イーストサイドビル、スフィアタワー天王洲など、都心部の物件もあります。物件構成は福岡リートと似ている様に思います。

インフラファンド2銘柄(タカラレーベン、ジャパン)

インフラファンド2銘柄が5/11月決算です。タカラレーベン・インフラは関東(71.6%)、中国地方(10.6%)、近畿(6.6%)です。ジャパン・インフラは北陸(81.4%)、関東(10.9%)、中国地方(4.1%)です。組み合わせれば地域分散もできそうです。分配利回りも5%後半~6%台と高いですね。

 

以上、最後までご覧頂き有難うございました。 

 

現在上場されているインフラファンド7銘柄のまとめ記事です

 

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