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【保有株】内外トランスライン決算 20年12月期本決算

こんにちは。

この記事は、保有株の中で『長期的に株価も配当も成長を期待している小型株』である内外トランスライン(9384)の20年12月期の本決算について書いています。本決算では年間の業績と併せて今期の業績見通しも開示されますので、1年で4回ある決算発表の中でも特に重要ですね。保有株および狙っている株については、必ずチェックしておきたい所です。

小型株の定義は色々あるかと思いますが、僕の中では時価総額でだいたい1,000億円以下の銘柄を想定しています。最近では長期的に業績が安定成長している好財務の中小型株を選好する様になってきたので、保有する中小型株は以下の様に増えてきました。これら銘柄に関しては、株価も配当も上昇(急激な伸びよりじわじわと伸び続ける銘柄が好み)を期待しており、今後も中間、期末(+1Q、3Qでもサプライズ決算があった時)は決算のレビューを書いていきたいと思っています。

・東京個別指導学院(4745)

・モーニングスター(4765)

・アサンテ(6073)

・TAKARA & COMPANY(7921)

・スクロール(8005)

・内外トランスライン(9384)

内外トランスライン20年12月期 本決算

さて、内外トランスラインの決算内容です。

売上は対前年で2.7%減、当期純利益は22.1%減。売上微減も利益が大幅減と厳しい内容です。EPSは112.38円⇒87.48円と下落しました。3Q決算時に通期予想を下方修正して売上6.7%減、当期純利益19.4%減としていましたが、まあまあ見通し通りの厳しい着地となりました。

20年12月期の業績は株価に織り込み済として、重要なのは21年12月期の見通しです。21年12月期は、売上8.7%増、当期純利益38.7%増、EPSも121.3円とコロナ禍以前の業績からやや向上する見込みです。事業環境も持ち直しの傾向がみられる様で、決算短信からは①「海上および航空運賃の高止まりによる売上増が一定期間続くこと」②「子会社が行うフォワーディング事業*の売上拡大が定着しつつあること」等がグループ業績の追風になると思われるとのこと。今期の業績に期待ですね。2/10の12時に決算が開示されましたが、これをを受けて株価も5%程上昇しました。

 

今期配当は据え置き

20年12月期の期末配当は予定通り17円/株、中間配当19円(40周年記念配当2円含む)と合わせて年間配当36円/株に変更なし。21年12月期の配当予想は対前年同額の36円/株です。ただ、業績が予想通り着地した場合は配当性向30%弱と増配を期待できる水準ではないかと思います。以下の通り、2008年の上場来非減配で着実に増配トレンドにあります。好財務ですので、このトレンドが今後も継続してくれ欲しいなと思います。

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内外トランスライン20年12月期第2四半期決算説明資料より

 

最後までご覧頂き有難うございました。

 

*フォワーディング事業:

国家間の物流により発生する運送、通関、保管、船積みなどの業務を代行するサービス

 

 

 

内外トランスラインは我が家の株主優待カレンダー採用銘柄でもあります

loveyuyu.hatenablog.com

 

以前には こんな記事でも取り上げた銘柄です。

loveyuyu.hatenablog.com