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アクティブファンド構成銘柄から高配当株をピックアップ

f:id:loveyuyu:20210309235810p:plainこんにちは。

今回は、気になっているアクティブファンドの構成銘柄から高配当株をピックアップしてみたいと思います。「大半のアクティブファンドはインデックスに及ばない(バートン・マルキール著『ウォール街のランダム・ウォーカー』」と言われますが、高いリターンを残しているアクティブファンドが存在するのも事実です。僕が積み立てている投資信託もすべてインデックスですが(笑)、高いリターンを出しているアクティブファンドの構成銘柄を実際に見てみることで、銘柄研究の参考になるのではないかと思い、機会があればチェックする様にしています。

アクティブファンドとは

アクティブファンドとは、独自に銘柄選択、資産配分を行うことで指数(インデックス)以上のリターンを追求する投資信託(ファンド)です。指数に連動する様に機械的に運用を行うインデックスファンドと異なり、ファンドマネージャー(運用責任者)が運用を行います。その分、インデックスファンドと比べて運用コスト(売買手数料、信託報酬)が高く設定されている訳ですが、独自の情報ルートや経営者へのヒアリング等により、より踏み込んだ投資をしてくれるのがアクティブファンドになります。

故に、アクティブファンドには「エッジが効いている」と言うか、「とんがった」と言うか、ある種の個性を求めたくなります。もちろん、その個性が僕のフィーリングに合致し、運用コストを差し引いた上で高いリターンを出し続けられると思えるのであれば、そのアクティブファンドへの投資を検討することになるでしょう。逆に言うと、どこでも見かける大型株が構成上位を占める様な、当たり障りのない銘柄構成のアクティブファンドは存在価値すら疑いたい所です。

話が脱線しました。気になるアクティブファンド2銘柄の組入上位銘柄から、今後投資していきたい高配当株をピックアップしてみました。

 

ひふみプラス

https://hifumi.rheos.jp/fund/plus/

割安と考えられる国内外の株式(中小型株が中心)を選別して投資。2019年11月末時点の純資産残高は国内公募ファンド全体(ETF除く)で第6位、国内株式型で第1位。ファンドマネージャーの藤野さんは有名ですね。株価が割高な時やリスクが高まった時に現金比率を高める点も特徴。アクティブファンドでは数少ない、つみたてNISA対象ファンド。設定日は2012年5月28日、5年間のトータルリターン(年率)は10.51%、設定来では3倍以上。購入時手数料は3.3%、信託報酬は1.08%、解約時コストは不要。

参考:モーニングスターHPおよびMy投資信託アプリ

組入上位銘柄

・東京センチュリー 1.62%

・ソニー 1.43%

・ショーボンドホールディングス 1.39%

・Zホールディングス 1.30%

・あい ホールディングス 1.23%

・ミライト・ホールディングス 1.23%

・SHIFT 1.22% 

・九電工 1.19% 

・J TOWER 1.18%

・協和エクシオ 1.14%

ひふみプラスの運用レポートは折に触れて見ており、参考にしています。【銘柄分析】シリーズで取り上げた協和エクシオ(1951)ショーボンドHD(1414)の2銘柄が組入上位に入っていますが、いずれも当ファンドの運用レポートから抽出したものです。

協和エクシオ(1951)は予想配当利回り3%程度と高配当&連続増配中の銘柄です。NTT工事など電気通信工事の大手で、ソフトバンクや楽天の基地局も堅調。自己資本比率64.2%、現金等>有利子負債と財務面も問題ありません。ショーボンドHD(1414)は橋梁、道路など生活インフラの補修を行う企業で、業績が安定的に成長していて13期連続増配の実績を誇ります。配当利回りは2%程度と高くないものの好きな銘柄です。ミライト・ホールディングス(1417)は協和エクシオと同業で、安定した業績が魅力の会社です。

SBI中小割安成長株Fジェイリバイブ

 

http://www.sbiam.co.jp/fund/report/sa_2006073104.html

中小型株の運用に定評のあるエンジェルジャパン・アセットマネジメントが実質的に運用。株価が下落した銘柄から、ファンダメンタルズなどを考慮し、厳選投資を行う。約50銘柄を保有しながら、1銘柄ごとの組入比率は4%を上限とするなどリスクにも配慮。銘柄分散に加え、時間分散を行うことも特徴。チームワークと取材力に強み。設定日は2006年7月31日、10年間のトータルリターン(年率)は驚異の21.74%、設定来では4倍以上。購入時手数料は3.3%、信託報酬は1.87%、解約時コストは0.3%(信託財産留保額)。

参考:モーニングスターHPおよびMy投資信託アプリ

組入上位銘柄

・デクセリアルズ 4.0%

・くら寿司 3.9%

・プロトコーポレーション 3.8%

・扶桑化学工業 3.8%

・ヒラノテクシード 3.8%

・SHOEI 3.7%

・ジョイフル本田 3.6%

・東京精密 3.6%

・ポールトゥウィン・ピットクルーHD 3.6%

・システナ 3.5%

世界中で高級ヘルメットを売りまくっているSHOEI(7839)が入っていますね。好みのニッチな分野でNo1企業です。配当利回りは1%台と高くはありませんが、8期連続の増配中であり、取得単価ベースでは将来的に高配当化する期待が高いです。他では、ポールトゥウィン・ピットクルーHD(3657)も興味を持ちました。 ソフトウェア・ハードウェアの品質向上をサポートするために不具合の検出を行う「デバック・検出事業」、インターネットの健全な成長をサポートするために種々のコンテンツに含まれる違法違法有害情報の検出や不正利用の検出を行う「ネットサポート事業」を行っている会社です(同社HPより)。「何のこっちゃ?」と言う感じですが、業績、配当ともに増加トレンドにあります。

 

最後までご覧頂き有難うございました。

 

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