弱小投資家が経済的自由を目指すブログ

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5万円以下で買える高配当株

こんにちは。

最近は株価が高くなってきており、該当する銘柄が少なくなってきていますが、今回は5万円以下で買える高配当株を紹介したいと思います。

1年前は三菱UFJフィナンシャルグループ、三菱UFJリース(現三菱HCキャピタル)などが該当しましたが、これら銘柄は今では5万円以上になってしまいましたね。銘柄数が少ない中で、配当利回りや増配傾向、業績など勘案して5銘柄選んでみました。

なお、高配当かどうかの線引きですが、配当利回り3%以上を目安としました。一時的に3%を割っている銘柄も含まれていますが、株価が暴落した際には3%台に浮上してくると思われます。

日本駐車場開発(2353)

 

株価:161円

1株配当:4.75円(配当利回り:2.95%)

社名の通り、月極駐車場を運営している会社です。海外にも事業展開しています。子会社でスキー場、テーマパークも行っています。長期的に増収トレンドも利益、EPSは凸凹しています。フリーキャッシュフローはプラスで安定推移していますが、自己資本比率は低めなのが懸念点です。不動産という業態的に仕方ない部分はありますが、リスクとして認識しておく必要はあります。1株配当は10期連続の増配と素晴らしいです。ただし、配当性向は50%~80%と高止まりしており、減配リスクは懸念される所です。7月決算(期末一括配当)銘柄なので、配当月の分散先としては良いかもしれません。

双日(2768)

 

株価:313円

1株配当:10円(配当利回り:3.19)

7大総合商社の一角。資源を得意とする財閥系商社と異なり非資源に強く、コロナ前は「リトル伊藤忠」と思っていました。ですが、自動車関連ビジネスを始めとして痛手が大きく大幅減益、減配。やはり、総合商社を買うならば伊藤忠の一択かと考えています。ただ、ここは約3万円と少額投資が可能な銘柄ですので、大きな投資資金がすぐには無い方とかには良い銘柄かなと思います。少しずつ買い増ししていくこともできるので、高値掴みを避けることもできます。ただ、商社は景気に敏感な業態であり、コロナショックでは実際に減配しているため、その点は認識するべきかと思います。

モーニングスター(4765)

 

株価:487円

1株配当:16円(配当利回り:3.29)

好業績が続いており12期連続の増配中です。業績好調なので、そろそろ500円の高値をブレイク期待ですが、指標的には割高なので更なるEPS成長を期待したい所です。3%以上の高配当でかつ株主優待(株式新聞無料購読クーポンおよび暗号資産XRP)もあるので長期でのんびり保有するには良いのかなと思います。

因みに、直近の株主優待では50XRP(リップル)×年2回=100XRP貰えましたが、直近のXRPの値上がりがすさまじいです。21年4月13日23時の段階で1XRP=184円となっています。XRP優待を換算すると18,400円となり、破格の利回り(株価5万円としても36%)ですね。もちろん、株主優待がいつまで続くのか、XRPの価格推移が今後どうなるのか分かりませんが、楽しめる銘柄です。

ENEOS HD(5020)

 

株価:427.2円

1株配当:22円(配当利回り:4.65%)

石油元売り断トツ首位の企業です。コロナ禍では石油価格が暴落、在庫の評価損が大きく赤字転落しましたが、業績は回復基調にあります。今中計期間中は配当金の下限を22円に設定しており、累進配当を公言している会社です。株価は原油の価格や情勢に大きく左右されます。累進配当が前提であれば、下がった時に買って(更に下がったらナンピンして)、上がらない時も配当で耐えて、上がった時に売るのはありかなと思っています。ただし、石油・エネルギー関係のビジネスはすぐに無くなることはないもののESG投資の観点から株価は上がりにくいと思います。長期投資の観点からは微妙かと思いながら、個人的にはポートフォリオには加えている銘柄です。

セブン銀行(8410)

 

株価:250円

1株配当:11円(配当利回り:4.4%)

ATM手数料で稼いでいる会社です。セブンイレブン店舗を中心にATM2.5万台。設置台数の増加は鈍化している様で、今後の業績動向には注意が必要かと思います。とは言え、今の株高のご時世に2.5万円で単元株が買えて4%以上の配当利回りは魅力的です。こちらも株価上昇は期待し辛い所かなと思いますが、インカムゲイン目的であれば少しずつ買い増ししていくのはありかなと思います。 

おわりに

 

以上、5万円以下で買える高配当株の紹介でした。

1年前に同様の記事を書きましたが、随分変わりましたね。

単価が安い株は、その分株価も上がりにくかったりする訳ですが、少しずつ買っていくことができるので、高値掴みを避けることができたりします。まずは1単元(100株)買ってみて、状況に応じて買い増ししていけるのが良いですね。

 

1年程前に書いた記事です。株価上昇により該当銘柄も随分変わりましたね。 

www.loveyuyu-dividend.com