こんにちは。
とある休日の朝食後、新規投資先を探すために四季報プロ500をパラパラ読んでいた僕の隣に、小学4年生になった娘が来て言いました。
「この会社知ってる」と。
その会社は、任天堂(7974)です。
時価総額8兆円を超える国内有数の大企業ですので株をやってる人も株をやってない人も、知らない方は居ないと思います。花札やトランプなどの製造・販売から始まり、ゲーム機の販売を始めて成長、「ファミリーコンピュータ」=通称「ファミコン」、続くスーパーファミコンが大ヒットしました。最近ではNintendoスイッチですね。コロナ禍が始まった頃の昨年3月に発売された「あつまれどうぶつの森」も大ヒットしました。ゲーム音痴なので「あつ森」って随分長いこと流行ってるなと思ってましたが、まだ1年前なんですね。
子どもの頃にゲームをし過ぎると目が悪くなる、創造性が乏しくなる、時間がもったいない、将来的にはゲームに費やす時間を勉強などに充てた方が結局は楽しい人生が待っている・・・そんな理由で我が家はゲーム機を持っていませんでしたが、子どもの熱烈な要望に応える形で2021年に入って遂に購入しました。娘の話では、ゲームには興味は無いものの、学校などで友達の会話に入れないのが辛いとのこと。
因みに、僕は子どもの頃は自宅にゲーム機を持ってませんでした。小~中学生の頃は「ドラクエⅣ」とか「ストⅡ」とか流行ってた時代でしたが、ほとんど無縁でした。ゲーム機との本格的な接点は、一人暮らしを始めた大学生の頃にバイト代でプレステを買ったのが始めてです。一時期は徹夜でゲームをやる程はまってましたね。
Nintendoスイッチ本体の定価はだいたい3万3千円。任天堂(7974)がコロナショックで付けた底値とほぼ同額です。その後、任天堂(7974)の株価は6万5千円になりました。そんな理想的な価格で必ずしも売買できるとは限りませんが、モノ(Nintendoスイッチ)を買うのか、資産(任天堂(7974))を買うのかで結果が大きく違ってくる例かなと思いました。ゲームをすることで得られる楽しさが勝つ人は居るかと思いますが、僕なら任天堂(7974)を買いますかね。もちろん、価値観は人それぞれです。
せっかくなので、小学4年生の娘にも説明しました。そして、もし1年前に戻るとして、Nintendoスイッチと任天堂(7974)のどっちが欲しい?と聞きました。
「Nintendoスイッチ!」と即答。
1年我慢すれば運用益だけでスイッチ本体を買えるのに。
もちろん、株価が今後どうなるかは分からないですけど。
娘も大きくなってきたのでボチボチ「お金の教育」をしていこうかなと思っています。
まずはモノの価格と価値のギャップを知ることですね。
自販機で買うジュース
スーパーで買うジュース
味や中身(価値)は一緒ですが、値段(価格)が違いますよね。
その辺り、伝えていきたいですね。
僕ならば、Nintendoスイッチよりは任天堂(7974)を買います。
完全に株好きになってしまいましたので。
最後までご覧頂き有難うございました。