資産運用・副業の2年生が経済的自由を目指す

経済的自由を目指すアラフォーサラリーマンが、資産運用・副業に本気で取り組む中で日々考えたことを書いているブログです

【銘柄分析】第13回 積水ハウス(1928)

こんにちは。

僕が投資している(または投資したい)と考えている銘柄を中心に紹介する銘柄分析シリーズ。

しばらく期間が空いてしましましたが、第13回目の今回は、積水ハウス(1928)を取り上げてみたいと思います。読者の皆様の銘柄スクリーニングのご参考になれば幸いです。

銘柄概要

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積水ハウスの事業構造(積水ハウスHPより)

積水ハウスは言わずと知れたハウスメーカー大手です。戸建住宅では同業の大和ハウス工業と国内首位級の販売戸数、売上高を競います。時価総額は1.4兆円と大企業ですね。

個人的には、同社の住宅は自分で住むにはオーバースペックではある(そして高い)ものの、ブランド力や品質など顧客への訴求力と言う点においては納得性はあるのかなと思います。国内では人口減少、新築住宅需要の先細りなど懸念点はありますが、上図の通りストック型ビジネスを始めとして新築住宅以外への事業分散を進めており、好感が持てます。また、コロナ後もテレワークが常態化することで都心部から地方・郊外への移住が進めば、戸建て住宅の需要も増えるのかもしれません。今後の業界動向も注視しておきたい所です。

業績

売上、営業利益、当期純利益の推移です。年によって多少の凸凹はありますが、売上、営業利益、当期純利益いずれも長期的に増加トレンドにあります。これだけの規模の会社ですが、売上高をじわじわ伸ばしてきている所は良い点かなと思います。売上高は利益の源泉になりますが、同社のブランド力のなせる業といった所でしょうか。f:id:loveyuyu:20210407222208p:plain

SBI証券より

 

営業利益率とROEの推移です。ROEは概ね10%以上で推移しています。人口減少に加え競争激化などの業界状況を考量すると、まずまず優秀な部類です。営業利益率は一桁台ですが、売上原価率が80%あり、建設業と言う業態的に仕方のない所でしょうか。どちらも、長期的に上昇トレンドにある所は良いですね。

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SBI証券より

 

財務

 

自己資本比率は50~60%台で推移しています。40%以上あれば優良と言われる所、なかなかの高水準です。好財務と言えます。

キャッシュ・フローの推移です。2017年まではフリーCFがマイナスの年もありましたが、2018年以降は安定してプラスで推移しています。また、現金・現金等価物は長期的に積み上がる形で良いですね。潤沢なキャッシュは更なる成長投資に使ってほしいですね。

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SBI証券より

株主還元

「中期的な平均配当性向40%以上」を基本方針としています。

配当実績の方ですが、2021年1月期まで9期連続の増配中です。コロナ禍で業績は打撃を受けましたが増配継続です。素晴らしいです。配当性向は46.4%と、少し高めではありますが無難な所で収まっています。なお、2022年1月期も増配を予定しています。達成できれば10期連続の増配となります。配当性向は概ね40%台で推移しており、会社方針通りです。
加えて、額の大小はあるものの毎年の様に自社株買いを実施しています。100億円以上の規模の自社株買いは過去12年で4回です。この辺りは機動的にと言ったところですね。株主還元に積極的な会社と言えます。


株価指標

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 株探より

 

株価:2,266円(2021年4月21日終値)
PER:11.41倍
PBR:1.16倍
配当:86円(配当利回り:3.79%)

PER的には割安です。株価の方は凸凹あるものの長期移動平均線でリバウンドする形で長期的に上昇トレンドです。当面は2020年1月の高値をブレイクできるかが目標ですね。配当利回りは3%台後半で高配当と言えます。調整局面で4%以上の水準で狙ってみたい銘柄です。

総評

業績が安定しており、じわじわと安定して伸びているのが良い所です。営業利益率やROEと言った「稼ぐ力」の指標は普通です(事業の特性にもよると思います)が、改善傾向にある所は良いかと思います。人口減少、住宅需要の先細りは懸念される所ですが、事業構造の転換をはかっている所でもあり今後にも期待したい所です。
財務も堅く、ここ数年キャッシュを積み上げています。潤沢なキャッシュは有事の際の命綱として、また次の成長投資に使うこともできますね。
株主還元についても、9期連続増配中で自社株買いも頻繁に行っており、積極的だと思います。配当性向も高過ぎないので、今後の増配にも期待が持てる銘柄だと思います。

 

以上、ご参考になりましたら幸いです。

最後までご覧頂き有難うございました。

 

関連記事です。過去12回の銘柄分析シリーズの振り返りになります。

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