こんにちは。
今回は、保有株であるグリーンクロス(7533)の決算内容を振り返りたいと思います。
グリーンクロスは数少ない4月決算の優良銘柄であり、6月10日に本決算の発表がありました。福岡証券取引所(福証)単独上場と地味な銘柄ではあるものの、好財務でじわじわと業績を伸ばしてきており、長期投資をメインに据える僕にとっては魅力的に映り投資している銘柄です。
グリーンクロスについて
交通安全機材の販売・レンタルを行う会社です。福岡証券取引所(福証)上場銘柄で地味な印象を受けますが、11期連続の増収増益、7期連続増配と業績・株主還元ともに優秀です。
ROEは直近やや下がってきているものの10%以上をキープしており稼ぐ力もまずまず、自己資本比率は50%以上で安定して推移しており財務も固いです。配当性向は30%以下で推移していましたが、今後は配当性向30%以上を目標に引き上げていく方針で、まだまだ増配余地はありそうです。PER10.1倍、PBR1.1倍と割安です。今の所、とりあえず100株の打診買いですが、現状の配当性向から考えて増配余地はまだありそうなので、少しずつ買い増ししていきたい銘柄です。
本決算内容
6/10に本決算が発表されています。
売上+8.3%、営業利益+2.3%、最終利益+5.5%
EPS:103.59円、1株配当:27円
コロナ影響があったものの、増収増益の着地です。良いですね。
事業環境について、決算短信には「自然災害や国土強靭化への対応により公共事業投資が底堅く推移する一方、民間設備投資や住宅建設は横ばい」と書かれていました。国策、公共事業関連のビジネスは安定していていますね。
1株配当は対前年3円減の27円。ただし、前年は普通配当25円+記念配当5円だったため、普通配当ベースでは増配となります。見かけ上減配になりますが、業績が落ち込んでいる訳でも財務が痛んでいる訳でもないので全く問題ないですね。正直「30円配当いけたやろ!」とは思いますが、そこは会社方針(配当性向30%)がありますので。今後も安定経営をお願いしたい所です。
続いて、22年3月期の業績予想です。
売上+5.7%、営業利益+2.1%、最終利益+2.4%
EPS:105.86円、1株配当:28円
面白味に欠けるぐらい安定の増収増益予想です。1株配当は1円増配の28円を予定。諸々の数値予想の根拠は決算短信からは読み取れずでした。
以上、グリーンクロスの本決算レビューでした。
最後までご覧頂き有難うございました。
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