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【保有株】プロネクサス 22.3期1Q決算レビュー

こんにちは。

今回は、保有株であるプロネクサス(7893)の決算内容を振り返りたいと思います。

業績安定、好財務と言うことで投資しており、今後さらに買い増しを考えている銘柄ですが、今期のスタートはどうだったでしょうか?

7/30に注目の1Q決算が発表されましたので見ていきたいと思います。

プロネクサスについて

プロネクサスは、ディスクロージャー・IR支援事業を行う会社です。同じく保有株であるTAKARA & COMPANY(7921)との2社で業界を寡占している状態にあり、かつ安定したストックビジネスが魅力です。半導体やDX関連株の様にイケイケの銘柄ではありませんが「小さな池で泳ぐ大きな魚」状態であり、長期保有で報われる可能性は高いと考えています。キャッシュが貯まるビジネスを保有しており毎年の様に自社株買いを実施、長期的に増配基調でクオリティの高い銘柄だと考えています。おまけにクオカード優待あり、更に長期保有特典ありで家族4名義分を目標に買い増ししたい銘柄です。

 

決算内容

22.3期1Q業績(実績)

売上+10.7%、営業利益+12.3%、最終利益+14.0%

二ケタの増収増益スタートです。良いですね。ポイントとして以下3点が挙げられていました。

  • コーポレートガバナンス・コード改訂
  • 招集通知の単価、部数増
  • 証券、J-REIT市場の回復

主に「投資家向け情報提供の強化」、「コロナ禍からの市場回復」が要因です。株主・投資家とのコミュニケーションに力を入れている企業が増えてきていますし、今後さらに業績を拡大していって欲しいと思います。開示資料の電子化などが進むのは時間の問題でしょうが、祖業の印刷分野のみならず非印刷分野の売上が50%を占めており電子化への対応が進んでいることが伺えます。

 

通期業績予想は以下の通り変更なし。

22.3期通期業績(予想)

売上+2.0%、営業利益+3.3%、最終利益-10.1%

EPS:57.26円、1株配当:32円

ここは1Qに受注が集中するため、1Q終了時点で通期業績予想に対する進捗率は売上40.9%、最終利益138.6%となっています。1Qで年間の利益を稼いでしまって、あとはトントンか赤字になるんですね。通期予想据え置きは1Qの出来からするとやや弱気な感じも受けますが、稼ぎ時の1Qが増収増益と好調なので期中での上方修正に期待したい所です。

配当予想は32円。昨年の33円から減額になりますが、昨年は記念配当2円が上乗せされていたので、普通配当ベースでは1円の増配となります。更なる増配にも期待したいです。

また、決算発表と併せて毎年の様に行われている自社株買いの発表もありました。過去10年で発行済株式数の41%を取得・消却していて凄いです。増配と併せて株主還元の意識が高い銘柄と言えます。QUOカードの株主優待もありますし、家族名義も含めて買い増ししていきたいと思います。

 

以上、プロネクサスの決算レビューでした。

最後までご覧頂き有難うございました。