こんにちは。
今年に入って始めたSBIネオモバイル証券(ネオモバ)での単元未満株運用。少しずつポートフォリオを作っており、「じぶんファンド」なるものができていきています。毎月1万円(+Tポイント)を入金して少しずつ株を買い付けてきましたが、7月は2万円、8月は3万円と入金額を増やしています。
8月末は月末下落のアノマリーが崩れました。また、菅氏が自民党総裁選に不出馬と言うことで新総理への金融政策期待もあってか9月上旬は株価続伸と買いの手を緩めている所です。9月はまだ入金していませんが、高値掴みのリスクと機会損失のリスク、どちらもケアしながら慎重に買いを進めていきたいと思います。
ネオモバ運用方針
途中で変更することはありますが、ネオモバの運用方針は以下の通り。特に値動きの荒いグロース株への投資に少額で慣れるのが目的です。
・長期投資を前提としつつ、短期的な(機動的な)売買も行う
・グロース株、値がさ株、1株優待銘柄に投資
・集中投資(厳格には決めていないが保有銘柄数は10銘柄以内)
・-10%で損切り
・Tポイント最大限利用
メイン口座で行っているインカムゲインを目的としたバイ&ホールドとは少し異なった方針になります。なお、損切りルールは守られてない(汗)ですね。8月の夏枯れ相場の時は特に、高PERのグロース株は下げがキツかったですが、買い時とばかりにナンピン買いを連打している始末・・
ネオモバ「じぶんファンド」組入銘柄
さて、ネオモバ「じぶんファンド」の組入銘柄を見ていきましょう。以下が組入銘柄の一覧です。 前回(21.08.13)から変更なく、買い増しのみ行っています。
保有銘柄一覧
*16年から黒転したエスプールは4年平均の値を表示
18年に赤字だったセレスは1年成長率のみ表示
この1か月の出来事としては、トリケミカル研究所(4369)が決算を発表しました。上方修正あったものの期待を上回るほどではなく翌日は売られましたが、地合いもあり株価は回復しています。それから、セレス(3696)は持分法適用関連会社のビットバンクがミクシィと資本業務提携、これに伴い業績を上方修正したことを受け、爆上げしました。
銘柄選定で重要視する指標は売上・利益成長率(直近1年、および3年、5年のアベレージ)とROEです。また、利益成長率に対してPERが割安であるかどうかも判断材料になりますが、業種や成長ステージなどによってまちまちのため、銘柄ごとに個別に検討することにしています。実際には他の指標や数値には現れない定性要因も見て判断していますが、成長率とROEでふるいにかけて分析する銘柄を絞っています。それから、メイン口座では選好基準の上位に位置付けている財務の健全性(自己資本比率、D/E等)はそこまで重視していません。もちろん好財務であることに越したことはありませんが、レバレッジをかけることで成長を加速できるのであれば、借金を増やしてリスクを取ると言うのも経営判断として妥当性があると考えるからです。特に成長期の会社であればなおさらですね。
いずれにせよ、顧客ニーズがあってビジネスモデルが優秀で、これから更に規模を拡大していけると期待する銘柄に投資したいと思っています。損切りルールは守っていませんが、この銘柄選定の基準がブレることはありません。言い訳がましいですが、自分が欲しいビジネスを長期で保有するスタンスなので短期的な株価の上げ下げは気にし過ぎずと言った所ですかね。
投資手法としては、ネオモバの1株から何回でも投資できる特徴を活かしてチョコチョコ買いを行っています。買値を一発で決める自信が無いので、時間分散をしながら保有株数を増やしていく戦略です。
組入銘柄紹介「FOOD & LIFE COMPANIES」
組入銘柄の紹介です。
銘柄コードが若い順に紹介していますが、今回はFOOD & LIFE COMPANIES(3563)です。保有銘柄に対する理解を深めたいと言う思いがありますが、皆様の銘柄スクリーニングの参考になりましたら幸いです。なお、過去2回はエスプール(2471)、MonotaRO(3064)を紹介しました。ご興味ある方は以下の記事をご覧下さい。
FOOD & LIFE COMPANIESを一言で表すと、
スシロー
です。
分かりますよね。
はい、終了。
と言うのもアレなんで、もう少し紹介します。
FOOD & LIFE COMPANIESは、回転すしチェーン「スシロー」の他、同じく回転寿司の「海鮮三崎港」、持ち帰り寿司専門店「京樽」、寿司居酒屋「杉玉」を展開しています。国内店舗数は2021年3月時点で616となります。海外は韓国、台湾、香港で回転すし店を展開しており店舗数は44。海外展開はまだこれからと言った印象。個人的に、ここが伸びシロだと思っています。
単年毎の業績に波はありますが、2015年からEPSは約8倍に拡大しており、長期的に見れば高成長が続いています。また、コロナ禍の昨年は流石に減益となりましたが黒字確保。しかも今期はV字回復で過去最高益となる見込みです。外食産業はコロナ禍で大打撃を受け未だ立ち直れていない所も多いですが、その中にあってはスシロー(FOOD & LIFE COMPANIES)はかなり優秀だと思います。外食の勝ち組ですね。
運用損益
最後にネオモバのポートフォリオ損益です。
8月末からの株価続伸で、全て含み損だった前回から一変、保有株は全て含み益となりました。いやあ・・・グロース株は値動きが激しいですね。ネオモバでこの値動きに慣れたいなと思います。
気になる銘柄をとりあえず買ってみる。そして、その銘柄について深く知る。僕はその順番が良いと思っています。ある程度の下調べは必要ですが、実際に保有してみると、その銘柄に対する感度が高まります。結果、より質の高い情報が手に入ると思っています。ネオモバならそれが少額から始められる訳ですから、利用しない手は無いですね。
以上、ネオモバの運用状況でした。
最後までご覧頂きありがとうございました。