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【米国株】スタメンから落選した4銘柄

 

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こんにちは。

僕の主な投資対象は国内株ですが、米国株投資も行っています。過去記事でも書いた通り、米国株についてはSPYDに25%、個別株はスタメン15銘柄への均等分散(5%ずつ)で75%とするべくポートフォリオを作っている所です。スタメン15銘柄については、バルセロナやNYヤンキース、日本代表の監督になった気分で熟慮に熟慮を重ねた上で選定しました。よろしければ過去記事をご覧下さい。

www.loveyuyu-dividend.com

 

選ばれる者がある背景には落選する者あり、と言うのが世の常です。

今回は、最後の最後までスタメンを争ったもののメンバーから外れてしまった、そんな銘柄にスポットを当ててみたいと思います。なお、スタメン落ちとは言っても世界トップクラスの超優良企業なので、皆様の銘柄スクリーニングの参考にでもなれば幸いです。

 

まずはスタメン15銘柄を見てみます。

 

高配当、配当成長株

AbbVie (ABBV)

Altria Group (MO)

AT&T (T)

Coca-Cola (KO)

Exxon Mobil (XOM)

Johnson & Johonson (JNJ)

McDonald's (MCD)

Procter & Gamble (PG)

Lockheed Martin (LMT)

3M (MMM) 

 

成長期待株

Apple (AAPL)

Costco Wholesale (COST)

Home Depot (HD)

NextEra Energy (NEE)

Visa (V)

 

セクター分散&勝つことよりも負けないことを重視したディフェンシブな布陣を意識しましたが、世界トップクラスの優良銘柄がズラリと並びます。

因みに、セクター別でみると以下の通り。生活必需品やヘルスケアと言ったディフェンシブなセクターが多くなっています。

  • 生活必需品:MO、KO、PG、COST
  • ヘルスケア:ABBV、JNJ
  • 資本財:MMM、LMT
  • 一般消費財:MCD、HD
  • 情報技術:AAPL、V
  • 情報・通信:T
  • エネルギー:XOM
  • 公共事業:NEE

 

では、スタメン落ち銘柄の顔触れを見ていきましょう。該当するのは以下の4銘柄です。

 

Adobe(ADBE)

Huntington Ingalls Industries(HII)

Walt Disney(DIS)

Zoetis(ZTS)

 

それぞれ見ていきます。

 

Adobe(ADBE)

誰もが使ったことがあると思われるAcrobat・PDFなどを開発したソフトウェア会社です。ほぼライバル不在の圧倒的なポジションを確立しており、故に非常に高い利益率を誇ります。サブスクモデルで売上が安定しているのも良いですね。

こんな銘柄でもベンチに甘んじてしまうのが強豪ひしめく情報技術セクターです。個人的に米国株の中で一番好きなVISA、世界最大の時価総額を誇るAppleの絶対的エース、2枚看板が鎮座しています。流石に同セクターから3銘柄というのも・・・と言うことで次点となりました。メッシ、クリロナ、ネイマールの3人から2人選ぶ様なもんですね。

 

Huntington Ingalls Industries(HII)

原子力空母を建造できる唯一の企業にして、原子力潜水艦を建造できるたった2社のうちの1社です。世界一の国防費を歳出する米国政府が顧客で、独占・寡占事業を行っているのが魅力です。

選考は、同じく資本財セクターで軍需ビジネスを行っており戦闘機シェア1位のLockheed Martin(LMT)との二択となりました。柔道で言うなら阿部一二三か?丸山城志郎か?ぐらい悩みましたが・・・高配当利回りのLMTに僅かに分がありました。

 

Walt Disney(DIS)

唯一無二のブランドを誇り、ディズニーランドを展開。国内ではオリエンタルランドが運営を行っていますが、コロナ前は人気アトラクションの行列がウン時間待ちとかでしたっけ?入場料もどんどん上がってますよね。値上げできるビジネスは高い競争力の裏付けであると思います。

メディア事業にも進出しており、セクターとしては通信サービスとなります。セクター的には王者AT&T(T)とガチンコになりますが、安定感と配当利回りを重視してTを選んだ格好です。グロース枠でも検討しましたが入ることができず。コロナ禍による業績不振も影響しました。東京五輪で金メダルの有力候補とされながら、本職のメドレーでも、その他の種目でもメダルを逃してしまった水泳の瀬戸大也的な存在ですかね。

 

Zoetis(ZTS)

製薬大手ファイザーから分社独立した動物薬メーカーです。犬や猫は、もはや「ペット」ではなく「コンパニオンアニマル」と言われる時代。彼ら彼女ら(犬、猫)は、人間の所有物(ペット)から、心通わせる人生の伴侶的存在(コンパニオンアニマル)へと地位を高めている様です。知り合いから聞いた話ですが、特にアメリカの富裕層は犬や猫に対してお金を惜しみなく使うそう。ZTSは数年前に新薬開発に成功し、絶対的な既存薬を置き換えることで業績を伸ばしています。AmazonやMonotaROしかり、オセロで根こそぎ白を黒にひっくり返していく様なイメージを持てるビジネスは魅力的に映りますね。

同じヘルスケアセクターでは50年以上にわたって増配を続けるJohnson & Johonson、高配当のAbbVieの次点に甘んじた格好です。グロース枠でも上位の壁は厚く・・・若くしてメキメキ力をつけているものの東京五輪でメダルを逃した、卓球の張本智和的な感じでしょうか。

 

以上、米国株でスタメンから落選した4銘柄でした。

最後までご覧頂き有難うございました。