こんにちは。
早いもので、9月も末になりました。
今回は、10月権利で配当金が貰える銘柄について書きたいと思います。
毎月配当金が欲しい!
日本株は3/9月、6/12月決算(配当権利月)の銘柄が多いですよね。で、配当金の入金は3ヶ月後になることが多いため、3、6、9、12月に集中します。僕もそうですが、投資を始めてすぐの頃は、それ以外の月は入金が無くて寂しかったりしますよね。
毎月配当金が欲しい!
そんな方は、配当月を分散させることで実現することも可能です。
もちろん、投資判断をするには業績や財務、成長性などを考える必要があります。そこで今回は、数少ない10月末権利で高配当利回り、業績が安定していて好財務な銘柄について書きたいと思います。配当利回り3%以上かつ業績・財務の安定性などから考えて、たった1銘柄となりました。なお、配当利回りを考慮しなければ神戸物産(3038)が断トツの存在ですかね。
ナトコ(4627)
株価:1,728円、配当利回り:3.36%
塗料中堅で金属、住宅建材、ファインケミカル向けに展開する化学メーカー。社名の由来は前身である名古屋塗料(Nagoya Toryo Co.)から。PERは9.0倍、PBRは0.7倍と割安で配当利回りも3%以上あります。自己資本比率は77%、有利子負債ゼロと好財務、業績は横ばいではあるもののコロナ禍でも安定黒字を継続していることから、市場暴落時に仕込むのはありかと考えます。21年10月期の業績は6月の中間決算時に上方修正、さらに増配(44円⇒58円)を発表しており、コロナ禍から立ち直っている様です、直近は株価も好調です。
2014年に減配していますが、それは2013年だけ特需?のためか、業績が急拡大して配当も多く出しており、それが元に戻ったためかと思います。この2014年を除けば、長期的に見れば増配トレンドと言えます。配当政策に関して、具体的な数値では示されていませんが、概ね配当性向30%前後で推移しており、その辺りが目安でしょうか。増配トレンドにあるものの配当性向は低めで推移していることから、更なる増配余地はあるのではないかと考えます。
以上、4月権利の高配当株の紹介でした。最近の株高でなかなか高配当とは言えないですが、毎月配当金を受け取りたい方はご参考下さい。
最後までご覧頂き有難うございました。
毎月配当金を得るためにはREIT、インフラファンドを組み込むのも一案です。