内外トランスラインを売却
こんにちは。
先日、一時は急騰してダブルバガーになっていた海運株の内外トランスライン(9384)を売却しました。因みに、ダブルバガーになった時に調子に乗って書いた記事が以下になります。よろしければご覧下さい。
2020年8月28日に株価1,089円で100株購入、2021年10月11日に2,097円で売却。保有期間の1年ちょっとで譲渡益+100,800円、受取配当金3,900円(NISAなので非課税)、加えてカタログギフトの株主優待も1回頂くことができました。良いお付き合いができたかなと思っています。有難うございました。
ここは好財務で上場来非減配の優良銘柄と考えていますので、また機会があれば保有したいと考えています。
株は「買い」より「売り」が難しい
9/17には株価2,634円の高値を記録しましたが、9/27にダブルトップを形成。以降は下落に転じました。以下が日足チャートです。
内外トランスラインの日足チャート
ずるずる含み益が減っていくのは精神的にきついものです。今回は冷静な判断ができなくなる程の金額ではありませんでしたが、やはり売り時を考えると株価が気になってしまう・・・
と言うことで、2,100円(高値から20%下落)で逆指値の売り注文を出しておくことにしました。
「指定した値段以上で買い」または「指定した値段以下で売り」とする注文方法。あらかじめ逆指値で売り注文を出しておくことで、指定した値段以下になると売り注文が執行されるため、損切りや利益確定を「機械的」に行いたい時に有効。
株価がどちらに動くのか分からないので、とりあえず手仕舞って利益を確保しておこうとの考え方です。そして、その逆指値が発動した形です。内外トランスラインも一時はダブルバガーとなりましたが、残念ながら最終的な売却価格は2倍とはいかず。まあ、いつか上がるだろうと欲張って保有し続けた結果、得られたはずの利益を失うよりはマシかなと割り切って考えています。
株は買いよりも売りの判断が難しいと言われますが、まさしくその通りですね。
Buy & Holdを基本としていますが、ボラティリティの高さの前に心動いた(握り続けられなかった)と言うことになります。シクリカルな業種だっただけに特にそうだったのかもしれません。
これまでに売却した5銘柄
難しい「売り」判断に対しては、そもそも「売らない」ことで対応しようと考えています。故に個別株投資を始めた2019年9月以降、売却したのは下記5銘柄のみになります(持株会、ネオモバ除く)。
2019年9月に投資を始めて以降、売却したのは5銘柄のみ
売却理由は以下の通りで、割とはっきりしています。
- NTTドコモ:TOB
- 昭和電工:損切り(赤字転落、無配、財務悪化)
- 東海カーボン:投資理由(割安・高配当)が無くなった
- 双日:株式併合により投資理由(少額投資)が無くなった
- 内外TL:逆指値発動(利確)
今後も逆指値ルールを採用し続けるのかは分かりませんが、良い経験をさせてもらいました。手にした20万円は、別の銘柄に託したいと思います。
最後までご覧頂き有難うございました。
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