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【保有株】東京個別指導学院 22.2期2Q決算レビュー

こんにちは。

今回は、保有株である東京個別指導学院(4745)の決算内容を振り返りたいと思います。2月決算の銘柄であり、3、6、9、12月に偏りがちな配当月を分散する目的もあり保有しています。3.5%前後の配当利回りに加えて年1回(2月末権利)、株主優待でカタログギフトが貰えますし、株価も700円台で少額投資が可能なので、のんびりホールド方針の銘柄です。

東京個別指導学院について

東京個別指導学院は、ベネッセHD傘下で社名の通り個別指導塾を運営している会社です。首都圏中心ですが関西、愛知、福岡にも教室があります。

昨年(21.2期)はコロナ禍による外出自粛の影響で休校、授業料免除、教員の給与保障が業績を大幅に押し下げ、何とか黒字を確保するレベルに留まりました。ですが、コロナ前は増収増益トレンド、ROEは15~20%で推移しており悪くないですね。加えて自己資本比率70%台(有利子負債なし)で財務は鉄壁です。そして、昨年の様に厳しい状況でも配当と優待を維持しており、それだけの会社体力があると見ています。コロナ前の事業環境に戻れば問題ないと見ています。

懸念点は、少子化が進んでいく中での成長性です。学習塾の将来ってどうなんやろ?とか思いますが、100株だけ保有して様子見しています。

決算内容 

10/14に22.2期の2Q決算が発表されています。なお、決算説明資料ではコロナ影響の無かったFY19(20.2期)との比較も載っていましたので併記しておきます。

 

22.2期2Q業績(実績)

(対前年)売上+33.0%、営業利益 黒転、最終利益 黒転

(対FY19)売上+10.9%、営業利益+8.6%、最終利益+20.3%

 

対前年は大幅増収、そして営業利益、最終利益ともに黒字転換です。また、コロナ前のFY19と比較しても二ケタ増収・増益と素晴らしいです。上期の在籍生徒数、売上、営業利益ともに過去最高を更新。コロナ前の成長軌道に戻ってきた感があります。

1Qは赤字スタートでしたが、同社は業績に季節性の変動があるので、想定通り黒字化してきましたね。2Qは夏期講習の売上寄与が大きかった様です。

 

続いて、通期の業績予想です。

22年2月期 通期業績(予想)

売上+15.6%、営業利益+259.3%、最終利益+458.3%

EPS:26.03円、1株配当:26円(配当性向:100%)


上期業績は好調ですがコロナ禍による先行き不透明感を理由に通期業績予想は変更なし。配当についても26円配当で変更なし。配当性向100%ですから、業績が大幅に上向かないと増配は厳しそうですね。なお、株主優待の継続は既に明言されています。以下の21.2期本決算の説明資料14ページに記載がありますので、ご興味ある方はご覧下さい。

4Qmaterials_20210413-2 (2).pdf

 

決算発表後から株価は急上昇

決算発表後、株価は急上昇です。出来高を伴っての上昇で、市場も上方修正への期待大と言った所でしょうか(ちょっと上がり過ぎな気もしますが・・・)。

僕は596円で買っていますので、のんびりホールドですね。優待目的で家族名義での買い増しも考えていますが、もう少し安く拾いたいですね。とりあえず売りも買いもせず様子を見ていたいと思います。年内は資金的にも手が回らないと思いますので。

 

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東京個別指導学院の日足チャート

 

以上、東京個別指導学院の2Q決算レビューでした。

最後までご覧頂き有難うございました。

 

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