こんにちは。
今回は、今年に入って始めたSBIネオモバイル証券(ネオモバ)での単元未満株運用(「じぶんファンド」)の記録です。
ネオモバ運用方針
毎度繰り返しになりますが、ネオモバでの運用方針は以下の通り。特に値動きの荒いグロース株への投資に少額で慣れるのが目的です。今回の集計期間は決算発表シーズン真っ只中と言うこともあり、上に下に大きく揺さぶられた1ヶ月となりました。こう言った相場を少額ながら実戦で経験できる訳ですから、良い時代だなと思います。
・長期投資を前提としつつ、短期的な(機動的な)売買も行う
・グロース株、値がさ株に投資
・集中投資(保有銘柄数は10銘柄以内)
・-10%で損切り
・Tポイント最大限利用
メイン口座で行っているインカムゲイン目的の投資とは少し異なった方針になります。なお、損切りルールは守られておらず(汗)、むしろナンピン買いを連打している始末・・。そして今回の手痛い失敗へと繋がりました。
ネオモバ「じぶんファンド」組入銘柄
さて、ネオモバ「じぶんファンド」の組入銘柄を見ていきましょう。
前回からエレコムを損切り。エレコムに関しては、株価下落に合わせてナンピンを連打してきましたが、悪決算&下方修正が出て翌日に大きく下げた所でギブアップ。結果的に20%近くの損失を出しての撤退です。まぁ少額&Tポイントの範囲内だから良かったものの、メイン口座だったら大火傷ですね。
代わりに本命候補の全国保証を迎え入れて、銘柄数は9銘柄のまま増減なし。エレコム売却で回収した資金を他の銘柄に移し替えたため、直近はちょっと慌ただしく売り買いをしました。
保有銘柄一覧_*16年から黒転したエスプールは4年平均の値を表示
銘柄選定基準
銘柄選定で重要視する指標は売上・利益成長率(直近3年、5年のアベレージ)とROE(ROIC)です。更に、過去の成長トレンドが今後も継続するかどうか、成長可能余地についても検討しています。利益成長率に対してPERが割安であるかどうかも判断材料になりますが、業種や成長ステージなどによってまちまちのため、一律の数値基準は設けていません。
好みはMonotaROやeBASEの様なプラットフォーム提供型(圧倒的優位性を築いている事実上のオンリーワン企業でもある)ですが、F&L CO(スシロー)やトリケミカル研究所の様な、それ以外の銘柄も意図的に組み入れています。
決算ざっくりレビュー
いつもは銘柄紹介を書いていますが、今回は決算シーズンと言うこともあり組入銘柄の決算ざっくりレビューを記録しておきたいと思います(トリケミカルは期間中に決算発表がありませんでしたので省略します)。
ショーボンドHD 22.6期1Q
売上+1.9%、最終利益+32.1%
通期予想に変更なし
→無事通過
エスプール 21.11期3Q
売上+18.1%、最終利益+22.1%
通期予想に変更なし(進捗率77.5%)、増配
→無事通過
MonotaRO 21.12期3Q
売上+20.6%、最終利益+20.6%
通期予想に変更なし(進捗率71.2%)
→対前年で増益も計画未達により株価下落
F&L CO 21.9期本決算
売上+17.5%、最終利益+116.2%
→コロナ禍からV字回復。22.9期は増収減益の予想。自社株買い発表も取得割合0.47%と少なく株価へのインパクト小。
セレス 21.12期3Q
売上+17.5%、最終利益+116.2%
通期予想に変更なし(進捗率102.8%)
→増収増益も特別利益の計上で最終利益は嵩上げ。主力のアフィリエイト、コンテンツが減益で決算翌日の株価は大幅下落。
eBASE 22.3期2Q
売上+5.7%、最終利益+3.6%
通期予想に変更なし(進捗率31.5%)
→増収増益も成長鈍化。株価もずっと下落中。好みのプラットフォーム提供型と言うことで長期目線では報われると信じてナンピン買い継続の方針。
エラン 21.12期3Q
売上+23.5%、最終利益+42.1%
通期予想を上方修正
→二ケタの増収増益、上方修正と好決算。株価も上昇。
エレコム 22.3期2Q
売上+2.5%、最終利益−9.4%
通期予想を下方修正
→外的要因ながら減益、下方修正と悪決算。決算翌日の株価大幅下落でギブアップ。
運用損益
最後に、ネオモバ「じぶんファンド」の損益です。9銘柄に増えたことにより、ロボフォリオの1画面に収まり切らなくなりました。故にお手製エクセルでのご紹介です。
ネオモバ「じぶんファンド」損益(21.11.11)
セレスは値動き激しいですが、個人的に暗号資産関連のビジネスに期待しており、長期目線でじっくりと株数を増やしていきたいと考えています。下げ続けているeBASEも同じく長期目線です。まあ全銘柄が含み益であれば言うこと無しですが、まだ始めて期間が浅いので、PF全体で大きな含み損で無ければ善しとしたいと思います。
一応、自分で決めた定員の10銘柄まであと1枠ですが、キッコーマン、メルカリ、トビラシステムズ、テルモ、HOYA、ニトリHD、SHOEI、神戸物産、エーザイ、任天堂、Z HDなどなど興味ある銘柄は尽きません。熾烈なベンチ争いですね。成長性を考えて時価総額1,000億円以内の銘柄を優遇していますが、指揮官としては有報や中計等を読み込んでベストな布陣を作り上げていきたい所です。
以上、ネオモバの運用状況でした。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以下の過去記事で別の組入銘柄を取り上げています。ご興味ある方は、ご覧下さい。
エスプール(2471)
MonotaRO(3064)
FOOD & LIFE COMPANIES(3563)
ショーボンドHDの銘柄分析です