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【保有株】再度の上方修正&増配! スクロール 22.3期3Q決算レビュー

はじめに

こんにちは。

今回は、保有株であるスクロール(8005)の決算内容を振り返りたいと思います。

通販・eコマース(EC)事業が主力の同社ですが、コロナ特需による追い風を受けた前(21.3)期は最終利益7.3倍、配当は6倍と大躍進でした。一方、21.3期本決算と同時に開示した今(22.3)期の業績見通しがかなり保守的で、その後売り込まれました。過去記事に書いていますので、ご興味ありましたら以下をご覧下さい。

www.loveyuyu-dividend.com

 

会社予想の業績をクリア(上振れ)するのは当然として、コロナ特需の反動減や上振れ幅がどの程度か読めませんでしたので、ここの決算は毎回注目してウォッチしています。

スクロールについて

東証一部上場で時価総額305億円と規模の小さな会社です。今年4月に行われる市場再編後は、最上位の「プライム市場」に移行する予定です。旧社名はムトウ、小売業に属しています。筆頭株主は総合商社の丸紅。

生協向けカタログ販売を行う通販事業、eコマース(EC)事業を主力としています。今後の成長ドライバーは、通販・EC事業者をワンストップでサポートするソリューション事業と位置付けています。その他、現在は赤字ですが健粧品、旅行事業なども行っています。創業来のビジネスモデルは無店舗直接販売です。もともと(1950年代)は自社(静岡県浜松市)で製作した衣服を、出張員を介して全国で販売していました。これが、時代の変化とともに紙媒体でのカタログ販売、さらにECへと変化してきました。2000年代に成熟期を迎えた後、複合通販企業への変革を進めており第二の成長ができるかどうかですね。

 

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スクロール決算説明資料より

 

直近では通販・EC業界はコロナウイルス感染拡大による巣ごもり需要・生活様式の変化により市場が拡大する一方、もともと競合が多い上に新規参入も増えており競争激化が想定されます。そんな中、僕が調べた限りでは生協の組合員数は緩やかに増えている様で、安定した顧客基盤が同社の強みではないかと考えています。また、同社としても危機感を持ってビジネスモデルの転換を進めており、更なる成長を期待している所です。

 

決算内容

さて、気になる決算内容です。1/28に3Q決算が発表されています。なお、今期から「収益性の認識に関する会計基準」の適用により会計処理の方法が異なっています。従って、前年の数値と単純比較することはできませんが、決算説明資料には同基準の適用前と後の双方の数値が開示されていましたので、参考値として両方とも載せておきます。

 

22.3期3Q業績(実績)

「収益性の認識に関する会計基準」適用後

売上−4.9%、営業利益+10.4%、最終利益-1.2%

 

同基準適用前(参考値)

売上−2.3%、営業利益+10.1%

(最終利益の増減は開示なし)

 

2Qまでのトレンドそのままに減収増益。コロナ特需で「出来過ぎ」とも思えた昨年よりも増益なので、まずまずです。


通期見通しは、2Qに引き続いて再度の上方修正&増配が発表されました。当ブログでも2Qの決算レビューで以下の様に書いていました。

修正内容ですが、売上は据え置きながら、前回予想対比で営業利益+51.3%、最終利益+50%となりました。そして、修正後の最終利益は42億円、2Q終了時点で既に32億円ですから、進捗率は76%になります。下期はコロナ特需の反動減が予測されますが、流石に上振れ着地してくるのではないかと見ています。

 

そして配当予想も上方修正し、48.5円(中間:10円、期末:38.5円)としました。昨年は1月に増配アナウンスを出した後、5月に再度の増配発表があり、最終的に60円となりました。これまでの経緯を見ていると、かなり慎重にIRを出してきている印象なので、再度の増配発表も期待できるかもしれません。

 

次に今回の修正内容です。

前回に引き続き売上は据え置きながら、前回予想対比で営業利益+13.6%、最終利益+11.9%となりました。そして、修正後の最終利益は47億円、3Q終了時点で既に44.6億円ですから進捗率は95%になります。更なる上振れ着地も確実視して良いのではないかと思います。

 

そして配当予想も上方修正し、54円(中間:10円、期末:44円)としました

 

・・・と、前回とそっくり!

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スクロール決算説明資料より

 

これまでの経緯を見ていると、かなり慎重にIRを出してきている印象なので、再度の増配発表も期待できるかもしれません。いずれにせよ、3Q終了時点で進捗率95%ですので、更なる上方修正を期待します。参考までに、前期と今期の配当予想の推移を以下に書いておきましょう。

 

21.3期

15円(5/8)⇒未定(10/29)⇒52円(1/29)⇒60円(4/30)

 

22.3期

20円(5/7)⇒48.5円(10/29)⇒54円(1/28)⇒?

 

本記事執筆時点(22.1.28終値)で837円、配当利回りは6.45%になります。僕の取得単価は726円なので簿価利回りは7.44%になります。昨年12月の株価下落時にうまく買い増せました。いつも思いますが、やっぱり決算チェックは大事ですね。

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

 

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