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ネオモバ「じぶんファンド」の運用状況(22.2.10)

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はじめに

こんにちは。今回は、SBIネオモバイル証券(ネオモバ)での単元未満株運用(「じぶんファンド」)の記録です。

 

今月のトピックスは以下の通り。

  • 含み損銘柄の損出しを実行
  • HOYAに新規投資、「じぶんファンド」定員の10銘柄に

損出しとは、含み損になっている銘柄を一旦売却して損失を確定し、後日買い戻すことを言います。こうすることで譲渡益や配当収入が生じた際に損益通算をして譲渡益・配当に掛かる税金を減らすことができます。また、売却によって回収した資金を使って買い戻すため、(完全に同額ではありませんが)持株数は維持することができます。要するに、持株数はそのままに支払う税金を減らすことが可能になる訳です。

ネオモバ運用方針

毎度繰り返しになりますが、ネオモバでの運用方針は以下の通り。特に値動きの荒いグロース株への投資に少額で慣れるのが目的です。

 

・長期投資を前提としつつ、短期的な(機動的な)売買も行う

・グロース株、値がさ株に投資

・集中投資(保有銘柄数は10銘柄以内)

-10%で損切り

・Tポイント最大限利用

 

昨年のネオモバでの運用の振り返りは以下記事で書いています。よろしければご覧下さい。

www.loveyuyu-dividend.com

ネオモバ「じぶんファンド」組入銘柄 

さて、ネオモバ「じぶんファンド」の組入銘柄ですが、冒頭に書いた通り大型グロース株のHOYA(7741)を迎え入れて定員いっぱいの10銘柄としました。今後、新たに銘柄を組み入れる際は何かを売却する必要があります。

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銘柄選定で重要視するのは成長性とビジネスモデル(付加価値、競争優位性)です。指標としては売上・利益の年平均成長率(CAGR)と各利益率、ROEを主に見ています。グロース株はPERだけを見ていると割高水準になってしまうので、PEGレシオも見ながら投資判断をしています。

 

PEGレシオ = PER ÷ CAGR

 

僕の場合、CAGRには過去5年間の最終利益の成長率を使います。一般にPEGレシオ1倍以下で割安、2倍を超えてくると割高と判断されますが、良い銘柄に投資することが最優先なのであくまでも参考値です。

 

あとは過去の成長トレンドが今後も継続するかどうか、今後のビジネス展開の方向性など非財務指標についても主観ながら検討しています。業種、内需/外需、時価総額などの分散を意識した結果、上記10銘柄となりました。テーマ的にも以下の通り、息の長いテーマで成長を期待できる銘柄への分散を意識しています。

  • 防災、国土強靭化 ⇒ショーボンドHD
  • 人材、就労 ⇒エスプール
  • 暗号資産、トークンエコノミー ⇒セレス
  • 半導体 ⇒トリケミカル研究所、HOYA
  • 少子高齢化 ⇒エラン
  • ヘルスケア、医療 ⇒HOYA
  • 業務効率化 ⇒MonotaRO、eBASE

組入銘柄の決算状況

決算月が3の倍数の銘柄の決算発表がありました。以下さらっと見ていきます。

まずは本決算(12月決算銘柄)組です。

MonotaRO

21.12期実績:売上+20.6%、営業利益+23.1%、最終利益+27.5%

22.12期予想:売上+19.2%、営業利益+1.0%、最終利益-2.8%

 

21.12期は文句ないですね。一方、今期見通しがやや控え目。PER50倍超と割高感もあって売られていますね。利益成長が鈍化するのは、物流拠点の移転に伴う一時的なコストが発生するためです。戦略費用なので個人的には問題ないと捉えています。まあ、この規模の会社で売上20%近く伸びるのは凄いと思います。

 

セレス

21.12期実績:売上+15.8%、営業利益+54.0%、最終利益+272.7%

22.12期予想:営業利益-39.3%、最終利益-60.4%

 

21.12期は、投資有価証券の売却益およびアーンアウト受取と言った一時収入があり大幅な増益で着地。一方で、今期は大幅減益の予想、今期から新会計基準を適用することにより、売上の対前年比は非開示となっていますが、今期より「売上」は、おおよそ前期までの「売上総利益」に相当するとのこと。今期は大幅な減益予想となっていますが、その理由は、前述の一時収入が剥落することによるものです。なお、今期も投資有価証券の売却が計画されているものの利益予想には見込んでいない様です。いずれにせよ、一過性の利益の増減よりも本業の拡大を期待したいです。

 

エラン

21.12期実績:売上+21.4%、営業利益+35.3%、最終利益+31.8%

22.12期予想:売上+17.0%、営業利益+7.2%、最終利益+4.9%

 

21.12期は文句ないデキ。あまり気にしていませんが、今期見通しは控え目ですね。

 

続いて1Q決算銘柄です。

F&LC

22.9期1Q:売上+20.3%、営業利益-22.0%、最終利益-17.3%

 

増収減益。客数としてはコロナ禍からの戻りがあるものの、一過性の有利買付効果が無くなったことが減益の要因と同社資料から読み取れました。加えてデリバリーやテイクアウトへの対応、新規出店や各種キャンペーンの影響と言った戦略費用も掛かっているのかなと。進捗率は33.0%と悪くはないですね。

 

中間決算(2Q)銘柄です。

ショーボンドHD

22.6期2Q:売上-0.9%、営業利益+11.7%、最終利益+10.9%

 

微減収ながら二桁増益です。決算説明資料を見ると、受注残高はきっちりと増えている様で、心配不要と考えています。進捗率52.8%とまずまず。

 

最後に3Q決算銘柄です。

eBASE

22.3期3Q:売上+5.2%、営業利益+3.9%、最終利益+0.4%

 

増収微増益です。業績は下期偏重ですのであくまで参考値ながら、進捗率は46.6%。ずっと下げ続けていた株価は下げ止まり反転上昇し始めました。これと言った競合不在のストックビジネスなので、引き続きコツコツと買い増していきたいと思います。

 

全国保証

22.3期3Q:売上+4.1%、営業利益+9.7%、最終利益+9.5%

 

増収増益。進捗率は61.1%ですが、ここはストックビジネスで短期的な業績の変動は少ないと考えているので、特に気にしていません。決算発表後、株価は下落しているのでコツコツ買い増し中です。

 

HOYA

22.3期3Q:売上+24.0%、最終利益+32.5%

 

二桁の増収増益で言うことないですね。進捗率も84.7%と上振れ期待もあります。

運用損益

最後に、ネオモバ「じぶんファンド」の損益です。

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ネオモバ「じぶんファンド」損益(22.2.10)

損出しの効果もあり、全体的に含み益となりました。

直近はグロース株のパフォーマンスが良くないですが、こんな時こそ株数を増やす良い機会であり、仕込み時とも思っています。選んだ銘柄を信じて買い増すのみです。

 

以上、ネオモバの運用状況でした。

最後までご覧頂き有難うございました。

 

以下の過去記事で別の組入銘柄を取り上げています。ご興味ある方は、ご覧下さい。