こんにちは。
今回は、アイフィスジャパン(7833)の本決算レビューです。
株価が6万円台で少額投資可能と言うことで、昨年末にジュニアNISAの残り枠で取得した銘柄になりますが、21.12期の着地はどうだったでしょうか。また、今期の業績見通しも開示されましたので、併せて見ていきたいと思います。
アイフィスジャパン(7833)について
アイフィスジャパンは、金融関連の情報サービス、ドキュメント作成などを行なっている会社です。業界的には既に投資しているモーニングスターやプロネクサス、TAKARA &COMPANYあたりが近いでしょうか。昨年末、ジュニアNISAの残り枠(少額)で投資できる銘柄をスクリーニングしてたら引っかかってきた銘柄ですが、以下の様になかなか堅実な銘柄と考え保有することにしました。
- 長期的に増収増益トレンド
- 営業利益率、ROEともに二桁推移
- 好財務
- 営業CF>>投資CF
- 長期的に株価が伸びている
製品・サービスで言うと、マネックス銘柄スカウター(マネックス証券との共同開発)や確定拠出年金アプリなどを提供しています。「貯蓄から投資へ」の国策(現首相の岸田センセがご在職の間は??ですが)を追い風にストックビジネスの拡大に期待ですね。時価総額は67.8億円と100億に満たない小型株ですが、長期的に株価が伸びており、ジュニアNISAで10年寝かせておこうかと思います。
なお、アイフィスジャパンは12月末権利で株主優待も実施している様です。同社HPでは見つけられなかったのですが、以下サイトで紹介がありました。優待内容は100株以上保有で500円相当のクオカードです。
アイフィスジャパン (7833) : 株主優待・優待利回り [IFIS JAPAN] - みんかぶ(旧みんなの株式) (minkabu.jp)
決算内容
21.12期通期実績
売上−1.4%、営業利益+6.6%、最終利益+8.0%
EPS:50.20円、1株配当:15円(配当性向29.9%)
減収増益。決算短信の記述がサラッとし過ぎていて状況が掴めませんが、ここ数年、業績成長は踊り場になっています。まあ今すぐ急成長が期待できる様なビジネスではありませんが、長期的にじわじわ伸ばしてくれば良いと思っています。とは言え、トップラインが2年連続で減少しているのは気がかりです。
続いて22.12期の業績予想です。
売上+6.1%、営業利益+4.2%、最終利益+1.7%
EPS:51.05円、1株配当:16.5円(配当性向32.3%)
増収増益予想です。一応、トップラインはコロナ前の2019年を超えて過去最高予想で出してきました。利益の方はもうちょっとですね。配当予想は1.5円増配の16.5円。まあ自己資本比率80%超の好財務ですし、大崩れは無さそうなのでゆっくり保有しようかなと思います。当面は買い増しの予定はありません。
以上、アイフィスジャパンの決算レビューでした。
最後までご覧頂き有難うございました。
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