JTより株主優待の案内を受領
こんにちは。
既に2023年以降の優待廃止の発表がありましたが、JT(日本たばこ産業)より株主優待の案内を受領しました。
JTの株主優待はグループ会社の商品(食品)となっています。以下の様に保有株数に応じて貰える優待品がグレードアップします。
100株以上:2,500相当(Aコース)
200株以上:4,500円相当(Bコース)
1000株以上:7,000円相当(Cコース)
2000株以上:13,500円相当(Dコース)
僕は100株のみ保有なので2,500円相当(Aコース)になります。優待内容はパックご飯(6食)+カップ麺(8食)になります。昨年は複数から選べた様に記憶していますが、今年は選択肢がありませんでした(一応、「寄付」または「優待不要」を選ぶことは可能です)。ま、昨年選んだのと同じなのでどうでも良いですが・・・
JTの株主優待は廃止になります
冒頭に書きましたが、JTの優待は2022年12月末の権利分をもって廃止になります。あと一回、今年分まで優待は継続されますが、もともと1年以上継続保有の条件付きだったため、今からJT株を買っても優待は貰えません。まあ、JTに関しては配当への期待が大きいので、優待廃止をむしろ好感視する株主も多いのではないかと推察します。優待廃止と合わせて今期の増配を発表しており、国内屈指の高配当株としての面目躍如と言った所・・・でした。
ウクライナ危機で業績への影響懸念
そのJTですが、ロシアーウクライナの軍事衝突を受けて株価が急落しています。以下は日足チャートですが、2/16に付けた2,367円から10%近くの下落です。
JTの日足_「株探」より
要因は、ロシア国内にある工場の操業停止、それから周辺地域での売上・利益の剥落懸念です。以下「株探」から引用します。
ロシア・ウクライナの軍事衝突を映して、業績への影響が警戒される展開になっている。国内向けの紙巻きたばこや日本向けの葉巻きたばこ「キャメル」をつくっているウクライナ工場の操業を一時停止しているほか、ロシアにも5カ所の工場を保有している。両国を含めた近隣諸国での利益は全体の約2割を占めるとされており、インパクトの大きさが意識される状況のようだ。
「株探」より
ロシア・ウクライナ近隣諸国の利益が全体の約2割を占める様で、業績へのインパクトはありそうです。
一難去ってまた一難。コロナ禍のインパクトが過ぎ去り、ようやく業績が回復してきていただけに、ウクライナ危機は同社にとって痛い。もちろん株主にとっても同じで、個人的には最近になってようやくプラ転してきた矢先に再びマイナスに叩き落されることになりました。外的要因なので仕方無い所ではありますが、業績への影響そして配当が維持可能なのかどうかが非常に気になります。
株価は相応に下落していますが、すぐに飛び付くのは危険な気がします。しばらくは様子見ですかね。
なお、本記事執筆は3/3の22時で、情報もその時のものを元にしています。ウクライナ情勢に関しては、事態は急に動くこともありますので、その点はご理解頂けますようお願い致します。
最後までご覧頂き有難うございました。