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【保有株】イオンモール 22.2期2Q決算レビュー

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こんにちは。

2、5、8、11月決算銘柄の決算が続々発表される時期となりました。

今回は、保有株であるイオンモール(8905)の決算内容を振り返りたいと思います。

イオンモールについて

イオンモールは、イオン傘下の日本最大の商業施設デベロッパーです。業種は不動産業に属しています。イオンモールを始めとした大規模ショッピングモールの開発・運営などを行っています。子会社にファッションビルのOPA。中国、ASEANなど海外にも展開しています。

21.2期は赤字転落。恐らく、コロナ感染拡大による外出自粛の影響を最も大きく受けた業態の1つかなと思います。ただ、イオンモールは日本人なら一回は行ったことがあるんじゃないか?って思うぐらい、あちこちにありますよね。そして、コロナ前は家族連れなどで賑わっていた様に記憶しています。今後、コロナ前の人出が戻ってくるのかどうか?ニューノーマルの生活にどの様に対応していくのか?この当たりが復活に向けた鍵となりそうです。

業績の方は、21.2期こそ赤字転落しましたが、その前までは8期連続で増収増益。赤字だった昨年も減配することなく配当を出した様に、長期的に増配トレンド(非減配)にある銘柄です。以下の資料の様に、経営方針として利益成長による増配を掲げているので今後にも期待したいです。

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イオンモール_2021年第2四半期決算説明資料より

 

株価は軟調ですが、2月末権利でカタログギフトまたはイオンギフトカードの株主優待もあります。配当利回り3%程度の水準で拾ってのんびり長期保有するには良い銘柄かなと思っています。

決算内容

4/7に本決算が発表されたので、内容を見ていきたいと思います。なお、決算発表前の3月22日に業績予想の下方修正がありましたので、悪い決算であることは織り込み済みでしたでしょうか。国内のみならず中国、アセアンなどでも事業を行っている同社にとってコロナ禍の影響は大きいですね。

22年2月期2通期(実績)

売上+12.9%、営業利益+11.1%、最終利益 黒転

 

流石に赤字転落した昨年からは大幅に回復してきました。ただし、コロナ前の20.2期と比較すると、

売上−2.3%、営業利益−37.1%、最終利益−43.7%

と遠く及ばないことが分かります。

 

続いて、通期の業績予想です。

23年2月期業績(予想)

営業利益+45.2%、最終利益+19.3%

EPS:101.07円、1株配当(予想):50円(配当性向:49.5%)

 

新会計基準適用の影響で売上については前年対比での増減は開示されていませんでしたが、利益については大きく回復する見込みです。50円配当は維持。10年以上にわたって非減配を続けている会社ですから、引き続き安定配当をお願いしたいと思います。

今後の成長ドライバーは、コロナ禍で出店が遅れている海外事業になります。中長期的には年率7%でのEPS成長を目標とし、利益成長×配当性向の引き上げにより株主還元を強化していく方針です。優待・配当が継続するのであれば買い増しは有りかと思います。事業環境としてはまだまだ厳しい状況が続きそうなので、引き続き業績推移をウォッチしていきたいと思います。買い増しは業績回復が鮮明に見えてきてからでも良いのかもしれません(他に買いたい銘柄もあるため)。

 

以上、イオンモールの決算レビューでした。

最後までご覧頂き有難うございました。

 

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