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【保有株】やや巻き返しも・・・ ビックカメラ22.8期2Q決算レビュー

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こんにちは。

 

保有株については、四半期ごとの決算発表を必ずチェックするようにしていますが、銘柄数が増えてくるとピーク時はなかなかの読み込み量になります。5月の連休明けからは3の倍数月の決算銘柄の決算発表が本格化するので、それまでは束の間の休息となります。今回は、保有株であるビックカメラ(3048)の22.8期2Q決算を振り返りたいと思います。1年のスタートに当たる1Q決算は特に気になりますが、果たしてどうだったでしょうか?

ビックカメラについて

家電量販店の大手。傘下にコジマ(7513)

家電量販店での売上順位ですが、親会社のビックカメラが2位(8,479億円)、子会社のコジマが8位(2,882億円)となっています。同業1位はヤマダHD(1兆7,525億円)。ここは傘下に家具(大塚家具)や不動産(ヒノキヤグループ)の会社を持っていることもあり、売上規模で見ると圧倒的となります。因みに、今ではビックカメラ傘下のコジマもかつては売上トップの時代がありました。業績のどん底は大幅赤字を出した2012年です。その頃にビックカメラ傘下となり、2016年以降は安定的に黒字を出せるまでに変わっています。

ビックカメラはターミナル駅など都市部への出店が中心、対してコジマは郊外への出店が中心で、コロナ禍においてはグループ全体として店舗の立地による分散効果が発揮されました。

ビックカメラ 22.8期2Q決算

4/12に2Q決算が発表されています。

22.8期2Q(実績)

売上-6.8%、営業利益-8.0%、最終利益-16.2%

※22.8期より新会計基準が適用される関係で、前年対比での増減率は開示されていませんが、参考データとして同社開示の決算参考資料を基に計算した数値を入れています。

減収減益です。

昨年はコロナによる巣ごもり需要があり、今四半期はその反動減が大きかった様です。上半期は傘下のコジマが想定以上のデキで随分とカバーしましたが、前年割れは変わらず。

 

続いて、今期の業績予想です。

22.8期通期(予想)

売上-3.4%、営業利益-2.3%、最終利益+8.4%

EPS:54.37円、1株配当(予想):15円(配当性向:27.6%)

※22.8期より新会計基準が適用される関係で、前年対比での増減率は開示されていませんが、参考データとして昨年の決算発表資料から計算した数値を入れています。

コジマ上方修正により前回よりも改善です。

自宅近くのビックカメラ実店舗を見ているとお客さんの入りはまずまずと思いますが・・・実際は「見てるだけ」で結局ネットで買うの人も居てるんでしょうね。巣ごもり需要の反動減、EC普及による消費者マインドの変化など事業環境は引き続き厳しいと言えそうです。

 

個人的には、

と言うか、個人株主の多くの最大の関心事は

 

株主優待が継続するかどうか?

 

だと思います。コロナ禍で同業首位のヤ〇ダHDは株主優待を改悪しましたが、ビックカメラは破格の優待内容を維持しています。この実績があるので、何とか優待は維持してくれるものと祈っております。

 

よろしう頼んます

 

としか言いようがありませんが・・・

家族4名義を上限に買い増しを進める方針ですが、業績と今後の見通しが良くありません。保有株を売る考えはありませんが、買い増しは後回しになりそうです。

 

以上、ビックカメラの決算レビューでした。

最後までご覧頂き有難うございました。

 

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