はじめに
今回は、月1回恒例のSBIネオモバイル証券(ネオモバ)での単元未満株運用(「じぶんファンド」)の定点観測の記録です。カチッと固まったものはありませんが、最近は何となく毎月第2週目の金曜日に集計する感じになっています。今回は木曜日始まりの月のため3週目となりましたが、月半ばの金曜日と言うことに変わりありません。
前回集計は8/12(金)で、日経平均は29,000円に迫ろうかと言う勢いの28,777円(8/12終値)でした。夏枯れ懸念も何のその・・と思われましたが、8月中旬を天井にその後ズルズル下落。9月に入って少し反発したものの、結局28,000円割れの27,567円でフィニッシュ。日本株は弱い状況に逆戻りですね。
「じぶんファンド」組入銘柄
組入銘柄は不動の以下10銘柄です。
- ショーボンドHD(建設、14期)
- エスプール(サービス、5期)
- MonotaRO(小売、11期)
- セレス(情報・通信)
- eBASE(情報・通信)
- トリケミカル研究所(化学、9期)
- エラン(サービス、8期)
- 全国保証(その他金融、9期)
- ワークマン(小売、12期)
- HOYA(精密機械)
メイン口座で主な投資対象としているバリュー株とは異なりグロース株(高成長、高PER)中心に、業種、内需/グローバル、時価総額などのバランスを意識した構成にしています。カッコ内「○期」と書いてあるのは連続増配年数(実績ベース、管理人調べ)です。グロース株と言えども連続増配ができる企業は安心して長期保有できますね。
「じぶんファンド」の運用状況
まず、先月からの主な動きです。
- 評価額は対前月+43,951円、基本的に買い増し分がプラス
- ようやくプラ転した前月から一変、PFはマイ転
- 株価下落中のワークマン、トリケミカル研究所などを多めに買い増し
地合いの良かった前月、6か月振りのプラ転を果たしたマイPFですが、僅か1ヶ月でマイ転に逆戻りです。ワークマンは気候などの影響もあり月次の数値が悪かったので売られてますね。トリケミカル研究所は23.1期1Qは好決算に見えるものの株価下落しているので意欲的に買い増し中です。発表された決算の受け止めについて、自分と市場(株価)の間でギャップ(自分の中ではそんなに悪くないのにめっちゃ下げてたり・・・)があれば、積極的に買っていく方針ですね。
なお、トリケミカル研究所については銘柄分析記事を書いていますので、よろしければ以下記事をご覧下さい。
損益は以下になります。
ネオモバ「じぶんファンド」損益(22.9.16)
「じぶんファンド」運用方針
最後に、毎度繰り返しになりますがネオモバでの運用方針は以下の通り。
- 長期投資を前提としつつ、短期的な(機動的な)売買も行う
- グロース株、値がさ株に投資
- 集中投資(保有銘柄数は10銘柄以内)
- Tポイント最大限利用
なお、1株から買える最大のメリットは、
- 値動きが激しいグロース株の買いタイミングを分散できること
- 単元(100株)に手が届かない様な値がさ株に投資できること
だと考えています。
銘柄選定をする際には売上・利益の年平均成長率(CAGR)と各利益率、ROIC、ROEの推移を主に見ています。因みに、各指標はマネックス証券の銘柄スカウターを使うと簡単に調べたり比較したりすることが可能です。マネックス証券に口座開設する必要がありますが、個別株投資をする上で大変便利ですし無料でできますので、ご興味のある方は以下URLからご覧下さい。
日本株銘柄分析ツール マネックス銘柄スカウター | 情報ツール | 投資情報 | マネックス証券 (monex.co.jp)
また、グロース株はPERだけを見ているとどれも割高水準になってしまうので、PEGレシオも見ながら投資判断をしています。
PEGレシオ = PER ÷ CAGR
あとは業種、内需/外需、時価総額などのバランスを意識して銘柄選定を行っています。
おわりに
PFは6か月振りにプラ転。一方で買い増しは進まず暇な1か月となりました。
まだまだ運用額が少ないので、買い場が来たら積極的に買っていきたいと思います。
最後までご覧頂き有難うございました。
過去6か月分の記事です。