VIX指数が30を突破！
世界的な景気減速の懸念から、株式市場が影響を受けています。2022年9月26日現在、VIX指数（Volatility Index）は30を超えてきました。
出典：Google Financeより
VIX指数は数値が高いほど投資家が株式市場に対して不安や恐怖を抱いていることを意味し、S&P500と負の相関関係があることが知られています。日本語では「恐怖指数」と言われたりします。ここ5年のVIX指数の推移が上の図になります（出典：Google Financeさんより）。VIX指数＝30の所に青線を引いてみましたが、この当たりまで来ると投資家心理が相当冷え込み、株価が大きく下落します。VIX指数はS&P500（米国株）を基にした指数ですが、日本株もある程度は連動します。
本記事執筆時点（2022/9/27 21時）でVIX=33.33、日経平均は27,000円をあっさり割り込み26,000円間近の所まで売られています。自分の保有株も当然、大幅に下落しており、ピーク時から50万円ぐらい資産が目減りしました。
VIX指数30超えはバーゲンセール？
厳しい状況ですが、他の投資家が恐怖に陥り株を売っている時こそ買い場であると個人的には考えています。欲しい株をバーゲン価格で買えると捉えると少しは前向きになれるでしょうか。上の図を見て分かる通り、VIX30超えは年に数回しかありません。今年は5回と近年と比べると異常と言えそうですが、長期的に見れば買い場と考えています。
VIX指数30超えで意識していることは以下です。
- 好業績にもかかわらず売られている銘柄を買う
- 個別株は普段より多めに買う
- 株式90：現金10で運用している確定拠出年金（DC）は現金の半分を株式に預け替え。更にVIX指数が高まれば、残った現金のすべてを株式に預け替え、フルポジにする。
- 常に買い増し資金を手元に確保しながらちょこちょこ買い
コロナショックで積極的に買い向かった株は、今でも保有していますが多少の調整局面が来ても含み益を保っています。暴落時に買い向かうことで、安全域を確保できたと言えそうです。
もちろん株価低迷が長期化することもありますので、資金管理に注意を払いながら少しずつ株式への資金投下を進めていく所存です。
以上、最後までご覧頂き有難うございました。
