はじめに
2023年3月13日、
SBI証券とネオモバが経営統合
の予定ですね。既に2022年10月7日をもってSBIネオモバイル証券(ネオモバ)の新規口座開設の受付は終了。SBI証券が単元未満株の買付手数料を無料化した頃から何となく予想はしていましたが、ついにこの時が来ましたか。個人的には自然な流れとして受け止めます。
さて今回は、月1回恒例のネオモバでの単元未満株運用(「じぶんファンド」)の定点観測の記録です。ネオモバは来年3月に消滅する訳ですが、移管先は順当にSBIか、「銘柄スカウター」でお世話になっているマネックスの二択ながら決めきれていません。とりあえず、移管までは月1回の定点観測を継続して記事もアップしていく予定です。
集計は毎月第2週目の金曜日にすることが多く、前回集計は10/14(金)で日経平均27,090円円でした。8月以降、しばらく停滞状況が続きましたが、今集計期間は一転して上昇。日経平均は11/11終値で28,263円。28,000円台を回復しました。
「じぶんファンド」組入銘柄
今回は組入銘柄に変化がありました。
まず、損益通算のため含み損が大きかったセレス、トリケミカル研究所、ワークマンを一旦売却。その後トリケミカル研究所、ワークマンを買い戻し、これら2銘柄は損出しを行った形です。一方でセレスは買い戻さず損切り。代わりに信越化学工業を迎え入れました。結果、以下10銘柄となりました。
- ショーボンドHD(建設、14期)
- エスプール(サービス、5期)
- MonotaRO(小売、11期)
- eBASE(情報・通信)
- 信越化学工業(化学、8期)
- トリケミカル研究所(化学、9期)
- エラン(サービス、8期)
- 全国保証(その他金融、9期)
- ワークマン(小売、12期)
- HOYA(精密機械)
「じぶんファンド」の運用状況
先月からの主な動きです。
- 評価額は対前月+66,665円。損出し、損切りをしつつ運用資産額は増加。
- トリケミカル研究所、ワークマンを損出し。セレスを損切り。
- 信越化学工業を新たに組入れ。
- 株価下落中のエスプールを買い増し。11月末までに単元化目指す!
損益は以下になります。
損出し・損切りを進めたこと、株価上昇の恩恵があったことにより、10銘柄中9銘柄で含み益の状態となりました。目指すのは、全銘柄が含み益の状態です。かつダブルバガーが出てきてくれると良いですね。
ネオモバ「じぶんファンド」損益(22.11.11)
「じぶんファンド」運用方針
最後に、毎度繰り返しになりますがネオモバでの運用方針は以下の通り。
- 長期投資を前提としつつ、短期的な(機動的な)売買も行う
- グロース株、値がさ株に投資
- 集中投資(保有銘柄数は10銘柄以内)
- Tポイント最大限利用
なお、1株から買える最大のメリットは、
- 値動きが激しいグロース株の買いタイミングを分散できること
- 単元(100株)に手が届かない様な値がさ株に投資できること
だと考えています。
銘柄選定をする際には売上・利益の年平均成長率(CAGR)と各利益率、ROIC、ROEの推移を主に見ています。因みに、各指標はマネックス証券の銘柄スカウターを使うと簡単に調べたり比較したりすることが可能です。マネックス証券に口座開設する必要がありますが、個別株投資をする上で大変便利ですし無料でできますので、ご興味のある方は以下URLからご覧下さい。
日本株銘柄分析ツール マネックス銘柄スカウター | 情報ツール | 投資情報 | マネックス証券 (monex.co.jp)
また、グロース株はPERだけを見ているとどれも割高水準になってしまうので、PEGレシオも見ながら投資判断をしています。
PEGレシオ = PER ÷ CAGR
あとは業種、内需/外需、時価総額などのバランスを意識して銘柄選定を行っています。
おわりに
PFは6か月振りにプラ転。一方で買い増しは進まず暇な1か月となりました。
まだまだ運用額が少ないので、買い場が来たら積極的に買っていきたいと思います。
最後までご覧頂き有難うございました。
過去6か月分の記事です。