弱小投資家が経済的自由を目指すブログ

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ネオモバからSBI証券へ株式移管しました

 

ネオモバは2023年末をもって独自サービスを終了

SBIネオモバイル証券(ネオモバ)からSBI証券へ株式移管を行いました。

今回はその記録になります。

 

昨年、グループ会社のSBI証券との統合が発表されたネオモバ。これに伴い、以下スケジュールで徐々にネオモバのサービスが終了していくことになります。

  • 新規口座開設:申込は22年10月末まで、手続きは同12月末まで
  • Tポイント付与:23年6月末まで
  • Tポイント利用:23年12月末まで
  • 取引(株の売買):23年12月末まで

 

本記事執筆時点(2023年1月22日)で既に新規口座開設の受付は終了しています。現在、サービス利用料(月額)220円に対して200円相当のTポイントが付与されていますが、これも2023年6月で終了となります。付与されるのはネオモバでの取引のみに使える限定ポイントながら、月50万円までの取引が実質20円の手数料(マックス使えば手数料負担は驚異の0.004%!)で可能と言うことで人気化したネオモバ。2023年6月以降、ポイント付与は無くなり月額220円の手数料がただただ徴収されることになります。月10万円取引する人は0.22%なのでまだまだ低水準ですが、月1万円しか取引しない人にとっては2.2%と手数料負担が少し重たくなるため魅力が薄れてしまうかもしれませんね。

SBI証券への移管を決意

ネオモバでは主に以下の様な銘柄への投資を行っていました。

  • 値がさ株
  • 値動きの荒いグロース株

 

エムスリー、HOYA、信越化学工業、東京エレクトロン、ワークマン・・・

すべてネオモバで投資したことのある銘柄ですが、なかなか単元に手が届かない値がさ株に少額で投資できるのがネオモバの魅力でした。ただ昨年、SBI証券の単元未満株(S株)の買付手数料が無料化されたことでネオモバの存在価値は低下しました。同グループのSBI証券から(ほぼ)同等のサービスが出てきた時点で、統合は既定路線だったのではないか?と想像します。

 

僕はSBI証券をメインで使っており、こちらは高配当株や株主優待銘柄などインカムゲイン目的の銘柄への分散投資を中心に行っていますが、統合そしてネオモバのサービス終了を受け、ネオモバを解約してSBI証券への株式移管をすることに決めました。これまで投資方針別(グロースorインカム)に2つの証券口座を併用していた訳ですが、まとめてしまった方が管理し易いと感じたためです。また、いずれ無くなるサービスですし遅かれ早かれ解約することになるなら早い方が良いと思ったこともあります。

ネオモバとSBIの違い

ネオモバはそのうち無くなりますが、せっかくなのでSBIとの相違点について簡単に記載しておきます。

手数料

  • ネオモバ:50万円/月の取引まで手数料220円/月(23年6月まで200円相当の限定ポイント付与あり=実質20円)
  • SBI:買付は無料、売却は約定代金の0.55%(最低55円)

SBIは売却手数料が55円から掛かってきます。1万円で55円、10万円で550円。最低55円のため、売却額が1万円以下の場合は割高になります。自分はコツコツ買って長期保有する(売却しない)スタイルなのでSBIでも大きな問題は無い様に感じています。

NISA

  • ネオモバ:不可
  • SBI:可

ネオモバではNISA口座の開設ができません。反面、SBIはNISA口座の開設が可能で単元未満株であってもNISAの非課税枠を使用できます。これはSBIに大きく分がありますね。

アプリからの注文

  • ネオモバ:不可
  • SBI:可

個人的に思うネオモバで一番イケてなかった点は、アプリからの注文ができないこと。結局ブラウザに飛んで注文することになり、これが結構ストレスでした。SBIはアプリからサクッと注文できるため、やはりSBIに大きく分があります。

 

以上、売却手数料についてどう考えるかですが、自分の場合は投資スタイル的にSBIに移管して問題なし。むしろ使い勝手的にはメリットありと感じています。なお、SBI以外ではマネックス証券、日興フロッギーは単元未満株の買付手数料が無料、売却手数料もほぼ横並びで最安水準です(実際は日興フロッギーが0.5%で0.05ポイントだけ安い)。

移管手続き

最後に、ネオモバからSBIへの移管手続きについてです。2022年12月~2023年1月に移管手続きを進めました。移管のためのプロセスは以下。

 

  1. まず、下準備としてネオモバ口座内で含み損になっている銘柄は損出しを兼ねて売却する ⇒翌日以降、継続保有したい銘柄はSBIで買い戻す ・・・2022年11月~12月下旬頃
  2. カスタマーセンターに電話して株式移管手続きを依頼 ・・・2022年12月29日
  3. 株式移管のための「依頼書」が送られてくる。必要事項を記入、本人確認書類を同封してポストに投函 ・・・2023年1月5日
  4. ネオモバからの出庫が完了 ・・・2023年1月11日 
  5. SBIへの入庫が完了 ・・・2023年1月18日

 

年末年始の休暇を挟んでいますが、手続きを開始してから2週間ちょっとで移管手続きが完了しました。仕事納めを12/30、仕事初めを1/5、土日祝日は休業したとして11営業日。

 

移管しての感想ですが、カスタマーセンターのオペレーターさんは対応が非常に良かったです(数年前に解約した通信キャリアのドコ〇とは大違い)。嫌な感じがせず、不明点を質問すると明確に答えて頂けました。カスタマーセンターに電話してしまえば後はそのままの流れで手続きが進んでいきますので特に困ったことはありませんでした。電話で聞かれたのは本人確認事項、口座の種類(特定/一般)、移管銘柄の数ぐらいだったかと思います。

 

あと依頼書が銘柄や株数など1つ1つ手書きだったのは驚きでした。「依頼書」1枚に書ききれるのは16銘柄なので電話で移管銘柄数を聞かれるのはこのためですね。郵送する紙の数が変わってくるのでしょう。自分は8銘柄と少なかったため特段ストレスではありませんでしたが、保有銘柄数が多い方は大変かなと。上記①で書いた様に、下準備として損出しを兼ねて含み損銘柄の売却を行っておくことは手続きの煩雑さ回避策としての一案です。

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以上、ネオモバからSBIへの株式移管のお話でした。移管をお考えの方は、以下URLから問い合わせて頂ければと思います。なお、移管手続きをしないままサービス終了を迎えた場合はSBI証券に自動移管されるのではないかと思います。

 

お問い合わせ|ネオモバ - Tポイントでのポイント投資はSBIネオモバイル証券 (sbineomobile.co.jp)

 

www.loveyuyu-dividend.com

 

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