弱小投資家が経済的自由を目指すブログ

経済的自由を目指すアラフォーサラリーマンが、資産運用・副業に本気で取り組む中で日々考えたことを書いているブログです

損切り! 東京個別指導学院

 

保有していた東京個別学院(TKG)を売却しました。損切りの形になります。

100株だけの保有だったので大怪我にはなりませんでしたが、反省のために記録しておこうと思い記事にしました。

 

TKGは今年1月に業績の下方修正&株主優待の廃止を発表。一時的に株価は下落しました。ですが売らずに保有を継続しました。何故かと言うと、4%台後半の配当利回りと本決算発表時に新中計を出すとのアナウンスがあり・・・ここが出尽くしと判断したのですね。大きく上がる訳では無いけれど、最低トントンぐらいで売れたら(ベネッセのTOB期待もあり)・・・コロナで赤字スレスレの時も配当維持したしな・・・と甘い考えがありました。

 

そして迎えた4/10の本決算発表。

23.2期の期末配当金の減額修正、24.2期の減配、新中計の発表延期のトリプルパンチでジ・エンドとなりました。遅きに失した形ですが、その日のPTSで売ってしまいました。翌日の株価はそこまで大きく下落せず、結局かなり安く手放した形になりましたが、大きな問題では無いですね。

 

取得価格:59,600円

売却価格:50,000円

損益金額:-9,600円

 

NISAなので損益通算はできません(泣)。

2021年から保有しており、保有期間中に受け取った配当金は5,200円(年間2,600円×2)。今年2月の配当権利を取ったので5月に1,000円が振り込まれる予定です。最後の配当は、当初予定していた1,300円から減額修正となりました(泣・・2回目)。

株主優待は2回受け取ることができました。今年の優待は廃止されたためありません(泣・・3回目)

 

少額なので傷口は浅いですが、トータル(売却損&配当)損となります。2年保有してお金が減ってしまってので大失敗でした。

 

では、TKGへの投資は避けることができたのか?

いつ売るのが良かったのか?

 

まず業績面では、コロナ前の20.2期までは数年にわたって増収増益が続いており悪くは無かった。営業利益率、営業CFマージン、ROEともに2ケタありましたし。配当性向が高止まりしている所が懸念点としてありましたが、好財務なのでまあ大丈夫かと。株主優待もあり、目を付けたのはこの頃です。

 

コロナの影響をモロに受けた21.2期は大幅減益も何とか黒字で着地。この頃、コロナの影響で株価が大きく下がったタイミングで逆張りして100株買いました。結局この年は配当性向500%超えとぶっ飛んだ数字でしたが配当維持。優待も維持。後々振り返っていみると、これで業績が少々厳しくても配当は維持してくれるだろうと高を括って保有を続けることになりました。

 

22.2期は業績回復。利益はコロナ前水準まで届かなかったものの売上は過去最高を更新。配当も維持。ただし配当性向は90%と厳しい状況に変わりはなかった。

 

23.2期1Qは赤字幅が拡大してスタート。ここは広告宣伝費が先行する1Qは赤字で始まるのが普通ですが、この頃から異変があったのかもしれません。事実、Twitterでは赤字幅拡大を懸念するツイートを見た記憶があります。結局その後も業績は戻ってくることなく、1月の下方修正&優待廃止、4月に減配発表へと繋がることになりました。

 

結局タラレバの世界、後付けの理論になってしまいますが・・・

  1. コロナ前は指標面だけで投資を避けることは難しかったかも。配当性向で足切りを掛けることはできたか?
  2. 業績ボロボロの時に逆張り投資していなければ?
  3. 23.2期1Qの赤字幅拡大で異変を感じて逃げていれば?

 

どうだったでしょうか。いずれにせよ、数年間やってきて自分が失敗するパターンは分かってきました。ズバリ、「逆張り」と「株主優待」ですw

 

逆張りに関しては、コロナショック時に逆張り投資した銘柄が今では大きな含み益になっていたりもしますので、そこは何とも言えないかな。ただ、参入障壁の高さやビジネスの強さを見てクオリティの高い銘柄への投資に徹するのが一番ですね。

 

今更ながら勉強になりました。反省して次に生かしたいと思います。

 

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