弱小投資家が経済的自由を目指すブログ

経済的自由を目指すアラフォーサラリーマンが、資産運用・副業に本気で取り組む中で日々考えたことを書いているブログです

銘柄選びのプロセス

 

僕が銘柄を選ぶを際のプロセスについて書いてみたいと思います。

もともと高配当・配当成長株への長期投資からこの世界に入りました。最近はグロース株への投資も積極的に行っていますが、配当利回りとPERを除いて(笑)、見ている指標はほぼ同じです。

 

まず確認する指標

まず、長期的に見て以下の指標が全て右肩上がりに増えていることを重要視します。

  • 業績(過去10年の売上、営業利益)
  • 株価(過去10年間の月足チャート)
  • 配当(過去の配当推移)

証券会社のツールを使えば無料で簡単に調べられます。これらが綺麗な右肩上がりになっている銘柄を選ぶだけで、それなりのクオリティの銘柄を絞り込めるはずと思っています。特に過去10年の月足チャートはいいですね。新しい銘柄を調べる際は、最初に月足チャート、次いで業績、配当の順で見ます。

 

その次に見る指標

その次に確認する指標です

  • 営業利益率、ROEが改善傾向にあるか?
  • 財務(自己資本比率、流動比率等)は問題ないか?
  • 平常時は営業CF>投資CFか?
  • 投資CFが増えるに従って営業CFが増加しているか?
  • 売上・利益の年平均成長率(CAGR)

ビジネスの付加価値や参入障壁、将来性は最終的に定性的な判断に委ねることになりますが、それを少しでも定量的にサポートするために重要な指標として使っています。営業利益率、ROEはその水準の高さも重要ですが、改善傾向であることをより重要視しています。また、深掘りするのであれば営業利益率に加えて粗利益率、ROEに加えてROICも見ます。特に粗利益率は付加価値を表す指標として重要視しています。PL(損益計算書)分析においては、トップラインから営業利益までのコスト構造(粗利益率、営業利益率)を把握することが投資先のビジネスモデルを理解する上で重要だと考えています。各指標は同業種の他社と比較します。

 

なお、マネックス証券の銘柄スカウターを使うと以上の指標の確認が簡単にできます。特に粗利益率、ROIC、CAGR(5年、10年)は他のネット証券のツールでは確認できない気がします(少なくとも僕がメインで使っているSBI証券では見れません)。そしてマネックスは銘柄比較も簡単にできて優秀だと思います。

 

いつ買うか?

最後は買い時の判断です。

  • 過去平均PERと比較して割安水準
  • 長期移動平均線にタッチ

結果、以下の緑色の〇で囲んだタイミングで買い出動することが多いです。残念ながら、この銘柄に関してはコロナショックの大底(株価400円ちょっと)のタイミングは資金不足で買えませんでしたが、2022年の株安の時に買うことができました。日足を見るとドラスティックに動いている様に見えても、月足で見ると半年間ぐらいは充分に底値「圏」だったりするんですよね。底値「圏」にある時に小口で買い集めていくのが自分のスタイルです。目先、需給の関係でしばらく含み損になることもありますが、上記事項を確認していれば自信を持ってナンピン買いして必要枚数を集めることができます。

 

 

不労所得が欲しくて株式投資を始めたので、売買の判断・回数はできるだけ減らしたいと思っています。売らなくても良い優良銘柄を安く買って長期保有ができたら最高ですよね。

 

www.loveyuyu-dividend.com

 

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