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2023年5月の売買記録、ポートフォリオ(国内株)

 

はじめに

2023年5月の国内株の売買、ポートフォリオの記録になります。5月と言えば母の日と言うことで、トップの写真はカーネーションです。

 

投資格言で言うと「セル・イン・メイ(5月に売れ)」が有名。5月は株高になることが多く、続く夏枯れ相場に備えて株を売っておくと良いと言う教えですね。後述しますが、実際に5月の日本株市場は好調に推移しました。

 

さて毎月の繰り返しになりますが、

  • 毎月1銘柄以上を買う
  • 買ったら基本的に売らない

 

こんなルールで運用しています。1ヶ月当たりの投資金額は20〜30万円。2023年も変わらず続けていきたいと思っています。

 

ただ「セル・イン・メイ」の5月ですので、売りを意識したポートフォリオの見直しを行った月でもありました。来たるべき買い場に備えて少しでもキャッシュを確保しておくことが狙いです。株式投資において銘柄選定や売買タイミングのセンスは投資成績を左右する要因であるのは当然ですが、実は資金管理はそれらと同じぐらい重要と言うのが個人的な見解です。それなりの運用額になれば、株高のタイミングで一部保有株を売却して買い増し資金を確保しておくことは合理的な選択かと思います。

相場環境

相場環境についてです。

2023年5月の日経平均株価の推移は28,856円(4/28終値)⇒30,887円(5/31終値)となりました。日経平均3万円を突破するどころか、バブル景気以来33年ぶりの高値を記録する局面もありました。最終日の5/31こそ大きめの下落に見舞われたものの3万円台後半をキープしています。東証のPBR1倍割れ銘柄への改善要請、バフェットさんが日本株への追加投資を匂わせる発言をする(いわゆるバフェット効果)など要因は色々あるかと思いますが、日本株を持っている人の多くにとってはホクホクの1か月だったのではないでしょうか。Twitterの株クラ界隈も浮かれてる感がありましたね。自分も含めw

 

個人的にはセルインメイ(5月に売れ)の格言もありますし、それ以降の夏枯れ相場に向けてキャッシュ温存を意識した動きとなりました。こんな時こそ周囲の雰囲気に流されず、次の一手を考え堅実な行動をしたいものです。

売買記録

以下が2023年5月の売買記録になります。

 

〇新規投資

 なし

〇買い増し

 エスプール 100株⇒200株

 エラン 100株⇒150株

〇売り

 ワークマン 17株⇒0

 

「セル・イン・メイ」と言うことでワークマン(7564)を売り。

買ったら基本的に売らない方針ではありますが、来たるべき買い場に備えたキャッシュ確保のため、単元未満株の中から優先度の低い銘柄を売りました。これで約1万円の利益確定、10万円弱の余力を確保しました。テクニカル的にも下落しそうな感があったので売却した訳ですが、実際に売却後に株価は下落しました。今年に入って始めたテクニカル分析の勉強が生きた形ですね。微益での売却となりましたが、チャンスがあれば再度インしたい銘柄です。

 

今年初めにあった例の報道から株価下落が止まらないエスプール(2471)を買い増し。問題とされている農園事業、ピークアウトした感のある人材派遣事業の先行きが懸念事項ですが、それ以外の新規事業が順調に立ち上がってきており少額でコツコツ買い集めたい水準かなと思っています。

 

やはり株価下落中のエラン(6099)を買い増し。入院セット(CSセット)の大手で成長性、収益性、安定性ともに優秀なクオリティの高い銘柄。コロナ禍で遅れていた海外展開が今後加速しそうな所も楽しみで、絶好の買い集めタイミングかと思っています。主力候補の一角です。

 

買いはグッと絞って、日本株市場が好調の中にあって売り込まれている小型グロース株のみ。買い付け金額も10万円程度とかなり少なくなりました。まあ焦って買う必要も無いですからね。

 

売買回数は売1、買2のトータル3回と省エネ月となりました。夏枯れ相場に向けてしばし休憩ですね。

運用資産状況(2023年4月28日現在)

運用資産:13,068,685円、対前月+208,865

確定損益:+64,909円(2023年)、+113,599円(通算)

評価損益:+10.65%、対前月+1.53ポイント

 

お祭り騒ぎだった市場とは異なり、やや控え目な伸びに留まりました。エスプールエランカーブスHD(7085)と言った小型株が売り込まれたことが要因です。買いの金額が少なかったこともあります。

国内株ポートフォリオ

構成銘柄は以下の様になっています。四捨五入して保有比率5%以上の銘柄のみ社名を表示しています。保有銘柄数は先月から1つ減って50となりました。銘柄数は現状の資産額では今ぐらいがちょうどいい気もしています。

 

上位陣の顔ぶれですが、丸紅とセコムによるTOBが発表されたアルテリア・ネットワークス(4423)が評価額を一気に上げてランクイン。コツコツ買い集めて300株ありましたが、まあ近いうちに売ることになるので一時的なものですね。安定成長かつ配当利回り4.5%水準あり、インカム投資の分散先としてかなり優秀と思っていましたが、ここに代わる銘柄を探さないといけませんね。ちなみに、TOBが理由で手放すのはNTTドコモ、日本再生可能エネルギーインフラ投資法人に続いて3つ目になります。1~2年に1回当たっている感じです。強制的に召し上げられるまで手放さないガチホ野郎ですが、嬉しさ半分、寂しさ半分と言った所です。

含み損益ランキング

続いて含み損益ランキングです。「額」で表示します。

含み益上位5銘柄

  1. アルテリア・ネットワークス:+210,600(+55.54%)
  2. KDDI:+198,015円(+27.33%)
  3. オリックス:+175,900円(+58.79%)
  4. ブリヂストン:+168,800円(+42.31%)
  5. TAKARA &COMPANY:+126,900円(+23.79%)

 

TOB発表のアルテリア・ネットワークスが一気にぶち抜いて1位になりました。みずほリースがOUT。その他の顔ぶれに変化なし。2~4位はいずれもコロナショック前後からずっと保有している銘柄です。

含み損上位5銘柄

こちらも額で表示。

  1. ピックルスHD:-164,700円(-30.96%)
  2. システム情報:-109,200円(-27.80%)
  3. TOKAI HD:-63,000円(-6.66%)
  4. ビックカメラ:-24,900円(-7.36%)
  5. プロネクサス:-16,800円(-4.22%)

 

ビックカメラとプロネクサスがIN、コジマとアイフィスジャパンがOUT。

ビックカメラとコジマの親子入替が実現しましたw

含み損上位は株主優待銘柄がズラリw

 

ピックルスHDはプライム基準不適合。流通株式時価総額が足りていない様です。ついにお尻に火が付いた状態になりましたので、株価上げ頂きたいものです。

 

以上、2023年5月の売買記録、ポートフォリオでした。