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TOKAIホールディングスの株主優待

こんにちは。

先日の記事「会社四季報プロ2020年秋号 ピックアップ銘柄」で取り上げたTOKAIホールディングスですが、色々と調べてみると株主優待で有名な銘柄だということが分かりました。僕は最近まで知りませんでしたが、なかなかの大盤振る舞いの優待内容でしたので記事にしたいと思います。

TOKAIホールディングスの株主優待

100株以上の保有で年2回(権利月:3、9月)優待がもらえます。優待は、以下の中から1つを選択する形になります。長期保有の優遇はありません。

優待内容

①天然水(500mLペットボトル)100株:12本、300株:24本

②天然水宅配サービス(12Lボトル)100株:1本、300株:2本

③クオカード 100株:500円相当、300株:1,500円相当

④自社ポイント 100株:1000ポイント、300株:2,000ポイント

⑤自社モバイルデータ通信料割引 100株:350円/月×6カ月、300株:850円/月×6カ月

TOKAIホールディングスの株価指標と簡単説明は記事の最後に貼り付けてある過去記事をご覧頂ければと思いますが、現在の株価は1,000円ちょっとですので、優待の権利が得られる最小単位の100株であれば10万円程で買えます。選択するものによっては優待利回りが下がりますが、優待内容がグレードアップする300株であれば30万円程で保有できます。因みに、5000株保有で更にグレードアップされますが、投資額は約500万円になりますので、資産額の少ない駆け出し投資家の僕にとっては100株または300株保有が現実的かと思います。

クオカード以外は自社グループの製品・サービスであること、ガス、飲料水、通信(格安SIM)と言ったストック型のビジネスモデルで業績が安定していることから、現時点で優待廃止のリスクは小さいと思っています。なお、クオカードは100株⇒300株できっちり3倍増額されるため利回りは同じになります。

お得なモバイルデータ通信料割引

中でも目を引くのは、100株保有でも300株保有でも最も還元率が高くなる⑤の自社のデータモバイル通信料割引です。グループ会社のTOKAIコミュニケーションズが提供するLIBMO(リブモ)と言う格安SIMを契約すると、通信料の割引を受けられます。上述の通り、100株保有(約10万円)で毎月350円、年間で4200円の割引なので、優待利回りは破格の4.2%です。配当金(100株保有で年間2,800円)と併せた総合的な利回りは7%になりますね。同社サービスを利用することが条件になりますが、かなりの高利回りだと思います。300株保有(約30万円)の場合は毎月850円、年間で10,200円の割引で優待利回りは3.4%(総合利回り6.2%)とやや下がりますが、これでも十分だと思います。

LIBMOの通信料

通信料の詳細は以下リンクからご覧頂ければと思いますが、シンプルで分かり易い料金設定になっています。例えば、データ通信+SMS+音声通話で3GBプランの場合で1,580円/月です。データ通信+SMS、データ通信のみの料金プランもあり、必要なものだけを契約すれば月額料金をもっと下げられます(残念ながらデータ通信+音声通話のプランは無し)。株主優待による割引を抜きにしても、他の格安SIMと比較して遜色ない料金水準と言えます。 

TOKAIの格安モバイル/格安SIM|LIBMO(リブモ)

我が家の場合でシュミレーションしてみると、通勤電車での使用頻度が高い僕が6GBプランで2,180円、自宅に居ることが多い嫁は3GBプラン(実際には1GBで十分な様ですが、1GBプランの提供はありません)で1,580円ですね。夫婦2人併せて3,760円/月(+通話料20円/30秒)です。音声通話とSMSの機能を付けなければもう少し安くなります。ただ、家族や友人との通話は既にLINEやZoomなどに切り替えているものの、電気、ガス、住宅会社、学校、病院への電話など、生活していく上で音声通話がどうしても必要な場合があり、音声通話機能は込みで考えています。通話料は月で400~500円程度を見込んだとして(ドコモの時はかけ放題だったので意識していませんでしたが)、4,200円/月ぐらいでしょうか。ドコモを契約していた時は平均で12,000円/月ぐらい払っていたので、8,000円/月ぐらいの節約になりますね。13か月ぐらいでTOKAIホールディングスの株を100株買える額になります。

LIBMO+株主優待=通信費節約の究極型?

更に、TOKAIホールディングスの株主優待で割引を受けた場合です(通話料除く)。

・夫婦それぞれ100株ずつ保有した場合(投資額20万円)

  ⇒1,830円(自分6GB)+1,230円(嫁3GB)=3,060円/月

・夫婦それぞれ300株ずつ保有(投資額60万円)

  ⇒1,330円(自分6GB)+730円(嫁3GB)=2,060円/月

僕は、「○か月無料!」みたいな有期の割引キャンペーンにはあまり興味が無いので(有るに越したことはありませんが)、あくまで通常料金ベースでの比較になりますが、100株保有でも恐らく最安水準です。

もちろん株式投資にはリスクがあります。業績悪化⇒優待廃止⇒株価下落、最悪のシナリオは倒産のリスクがあるので、それをどう評価するかは人それぞれですが、通信品質次第では検討する価値はあるかと思います。

早速、娘の名義で100株保有

実は、小学3年生の娘から携帯を持ちたいと言われておりまして・・・

「ちょっと早くない?」と思いましたが、

「よく遊ぶ友達はみんな持っているから連絡を取るのに必要」とのこと。

「ガラケーで良くない?」と聞くと、

「パカパカ開くやつのこと?ダサいしLINEを使うからスマホが良い」と言われてしまいました。

 

僕が始めて携帯を持ったのが、大学進学で親元を離れることになった18歳の頃です。もう20年前の話です。当時はメール機能も無く音声通話のみでした。ガラケーを卒業してスマホに替えた時期ははっきり覚えていませんが、少なくとも社会人になって自分で収入を得る様になってからですかね。時代は変わりました。

まあ、娘には習い事もさせていますし、1人で留守番させる機会も増えましたし、あったらあったで便利だと思いますし、使っていないスマホを譲ってくれる知り合いも見つかりましたし、自宅に固定電話を引いていないことも含めて考えると、仕方ないのかなとも思っています。大手キャリアが提供している子ども携帯は割高に思えるので、娘に携帯を持たせるのであれば格安SIMでスマホかなと。小学3年生でスマホデビューですね。嫁にやる訳ではありませんが、ついにこの時が来たかと。

いずれにせよ、LIBMOの最安プラン+TOKAIホールディングスの株主優待でいこうかと考えており、娘のジュニアNISAで早速100株保有しました。ストックビジネスを持っており、株主優待抜きにしても長期的には良い銘柄かなと思っているので、今後も買い増ししていこうかと思います。

 

最後までご覧頂き有難うございました。

 

 TOKAIホールディングスを取り上げた時の記事です。

loveyuyu.hatenablog.com