弱小投資家が経済的自由を目指すブログ

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会社四季報プロ2021年新春号 ピックアップ銘柄

こんにちは。

今回は、毎号買っている会社四季報プロから、新規投資先の候補としてピックアップした銘柄について書いていきたいと思います。この本は会社四季報に掲載されている全銘柄から500銘柄をピックアップしたものです。故に見落としもある訳ですが、会社四季報をじっくり読む時間が取れない僕にとって、新規投資先をざっくりスクリーニングするには調度良い分量かなと思っています。

KDDIや伊藤忠商事など、定番の高配当銘柄はありますが、この記事では新たに発掘した銘柄を中心に書いています。銘柄スクリーニングの基準ですが、長期投資したい高配当もしくは配当成長株であることを前提に、以下の点を重視しています。

・好財務(倒産したら困る)

・業績が安定している(急激な伸びよりも、じわじわと少しずつ伸びている方が好み)

・安定したビジネスモデルだと考えられる(直感)

・長期の株価チャートが右肩上がり

・株価が高すぎない(実際に投資を考えているため) 

今回のピックアップ銘柄は以下の3銘柄です。以前からチェックしている定番銘柄を除いたので、時価総額の小さい小型株が中心です。株価が好調なので、高配当銘柄が少なくなっていてピックアップに苦労しましたね。各社のビジネスモデルをもう少し深掘りして調査するとともに、ウォッチリストに登録して今後の推移を注視していきたいと思います。良さそうであれば、タイミングを見計らって保有を検討したいと思います。

アルプス技研(4641)

株価:2,140円(2020年12月21日終値)

配当(予想):70円(配当利回り:3.27%)

ROE:25.6%、ROA:14.9%

自己資本比率:57.4%

時価総額:512億円

配当方針:業績に応じた利益配分を基本、配当性向50%を指標

正社員技術者の派遣大手。5G関連など半導体向けの技術者派遣が伸長。11期連続の増収、EPSも8期連続で増加、7期連続の増配です。好財務でROE、ROAともに高く資本効率も良いですね。配当の方は業績連動なので、EPSが下がれば減配もあり得えることは注意したい所です。

三協フロンテア(9639)

株価:3,945円(2020年12月21日終値)

配当(予想):120円(配当利回り:3.04%)

ROE:13.7%、ROA:7.3%

自己資本比率:58.8%

時価総額:443億円

配当方針:配当性向35%を目安

仮説ハウスのレンタル、販売でトップ級。個人的に好みのニッチな分野でNo1を目指せる企業です。コロナ影響で工事注視、延期の影響はあったようですが、3密対策やテレワークで新たな需要が増加。売上、EPSともに8期連続で増加、結構なペースで増配も行っています

MCJ(6670)

株価:1,102円(2020年12月22日終値)

配当(予想):29円(配当利回り:2.63%)

ROE:18.4%、ROA:9.7%

自己資本比率:60.7%

時価総額:983億円

配当方針:配当性向30%以上、DOE4.5%程度

「マウス」ブランドでパソコン製造、販売から周辺機器、通信、メディアに展開。6期連続増収、EPSは7期連続で増加、7期連続の増配で増配ペースも2016年から4.5倍に伸長しており早いですね。

 

会社四季報プロ2021年新春号ピックアップ銘柄でした。

新旧ピックアップ銘柄で以下の通り入替を行い、残った10銘柄を3か月後に検証したいと思います。今号からアルプス技研、三協フロンテアをINしました。晴れて保有銘柄となったTOKAI HD、業績下方修正で裏切られた感のある日本管理センターをOUTです。

【IN】 アルプス技研、三協フロンテア

【OUT】日本管理センター、TOKAI HD

 

検証銘柄(本気度順)

・日本エス・エイチ・エル(3期連続)

・アルプス技研(初)

・ケー・エフ・シー(2期連続)

・三協フロンテア(初)

・マックス(3期連続)

・ライト工業(3期連続)

・電業社機械製作所(2期連続)

・東京エレクトロン デバイス(2期連続)

・兼松エレクトロニクス(3期連続)

・日本ケアサプライ(3期連続)

※予想配当利回り3%以上の銘柄は赤字

 

 

最後までご覧頂き有難うございました。

 

今回紹介した四季報プロ2021年新春号です

電子書籍版はこちら

  

 前号ピックアップ銘柄の検証記事です。

loveyuyu.hatenablog.com

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