こんにちは。
今回は、保有株であるTOKAI HD(3167)の決算内容を振り返りたいと思います。
業績安定、配当利回り3%超と高配当、おまけに株主優待も貰えるので、家族名義も含めて保有している銘柄です。直近は株価が軟調ですが、地味ながらストックビジネスを保有しており、長期では報われると考えています。業績の方はどうだったでしょうか?
TOKAI HDについて
TOKAI HDは、東海地盤でLPガス、CATV事業、アクア、情報通信など幅広い事業行っています。特に主力のLPガス事業は生活インフラ関連のストックビジネス、他にもストックビジネスを複数保有しているのが好みですね。M&Aで他地域へも進出して顧客数を積み上げており、今後にも期待できると考えています。また、積極的に投資を進めつつも財務基盤は強化されてきており経営が上手くいっていると見ています。
昨年(21.3期)は過去最高益を更新、3年振りの増配とホルダーにとって嬉しい年になりました。今期も期待したいと思います。以下がTOKAI HDの株価指標です。株価下落が続いており、家族名義含めて700株までナンピン買い中ですが含み損ですね。
株価:897円(21年10月28日終値)
配当:30円(配当利回り3.34%)
PER:13.1倍、PBR:1.6倍
決算内容
10/28に22.3期の2Q決算が発表されています。では、見ていきましょう。
22年3月期 2Q業績(実績)
売上+6.9%、営業利益-4.2%、最終利益-30.4%
増収減益です。顧客数の純増により上期売上は過去最高を更新。一方で、顧客獲得のための費用増および特別損失の影響で減益となっています。セグメント別に見るとLPガスや都市ガスを扱う主力のエネルギー事業が増収減益となっています。
続いて通期の業績予想です。
22年3月期 通期業績(予想)
売上+5.2%、営業利益+0.1%、最終利益+0.2%
EPS:67.42円、1株配当:30円
通期業績予想は以前に開示されたものから変更なしです。
ストックビジネスで重視したいのは顧客数と売上が伸びていること。減益になってはいますが、新規顧客獲得のための費用増であれば攻めに出た結果とも言えます。通期予想は据え置きですので、ここは帳尻を合わせてくるんでしょうかね。
順調に拡大するTOKAI HDの月次課金件数_TOKAI HD 22.3期2Q決算説明資料より
株価は低迷していますが、とりあえず3Qの決算までは自信を持って買い増しにくいですかね。保有株は売るつもりはありませんが、とりあえず様子見かなと思っています。
最後までご覧頂き有難うございました。
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