配当株投資でものを言うのは投資元本の大小
こんにちは。
配当利回り3%以上あれば高配当と言われます。実際には、4％以上ある銘柄もありますね。今後どうなるか分かりませんが、減配前のJTは7％台でした。ついつい配当利回りに目が行きがちですが、認識しておくべきは配当株投資でものを言うのは投資元本だと言うことです。
仮に税引き後の配当利回り3％として、投資元本（資産額）が100万円であれば年間で受け取れる配当金は3万円になります。ちょっと少ない、というか生活へのインパクトが小さいでしょうか。配当金を再投資しようにも、3万円で一単元を買える株は少ないですね。
投資元本1000万円の場合は年間で30万円の配当金になります。僕の場合、諸々（税金、保険料、家賃、持株会の掛金など）控除された後の月例給与の振込額が25万円ぐらいなので、給与1ヶ月分＋αの額になります。こうなってくると、それなりにインパクトがありそうです。株を持っているだけで、1ヶ月分の給料相当額が 何もしなくても振り込まれる訳ですから。配当金が30万円あれば、NTTなどの優良株への再投資も可能です。そして、再投資した株からも配当金を受け取ることが可能です。お金がお金を生み出す、複利の効果ですね。
投資元本1億円になると、年間で300万円の配当金です。もっとも、1億円を築いている頃には増配等によりYOC（簿価利回り）は3％を軽く超えていると思いますが。配当金だけで、健康で文化的な最低限度の生活を送ることができる水準ではないでしょうか。全額を再投資すれば、更に資産形成は加速していきます。
初心者にとって複利の効果を実感できるまでが正念場
配当株投資において、初心者は複利の効果を実感できるレベルの資産を積み上げるまでが正念場だと思います。このフェーズまでは、できるだけ早く到達したい所です。
かく言う僕も、2019年9月に高配当株投資を始めて以降、投資元本1000万円を中期的な目標に掲げています。1年5か月経って、ようやく半分ぐらいまで来た所でしょうか。節約してキャッシュ・フローをコントロールしつつ、不要な保険の解約や遊休資産の活用によって投資元本を積み上げてきました。今年は配当金の再投資も10～20万円と少しは計算できる額に成長する見込みです。
強調しておきたいのは、配当株投資は1年目が最も大変と言うことです。2年目以降は少なからず配当金が入ってきますので、投資資金の足しにはなります。投資元本を積み上げていけば、2年目より3年目、3年目より4年目と少しずつ受取配当金が増え、楽になっていくことでしょう。
これから配当株投資を始める方、初心者の方は、まずは継続することが肝要です。僕もまだまだ道半ばですが、コツコツと資産を積み上げていく所存です。共に頑張っていきましょう。
最後までご覧頂き有難うございました。
資産額や受取配当金は、年単位で目標を立てています。
ちょっとでも、配当金が振込まれると嬉しいものです。
