こんにちは。
今回は2/8月決算の保有株の決算レビューになります。
ビックカメラ(3048)
21年8月期の中間決算が開示されました。
2Q 売上:-3.5%、当期純利益:+17.0%
通期 売上:+2.1%、当期純利益:+87.1%
コロナ前までとはいきませんが、業績は持ち直してきています。通期では更に巻き返す予想になっています。ビックカメラ単体ではコロナ影響で実店舗の売上が減少。インターネット通販が好調も実店舗のマイナスを補うには至らず。一方で、傘下で郊外への出店が中心のコジマが伸びているとのこと。配当予想は15円(中間5円、期末10円)で変更なし。対前期2円増ですが、コロナ前の水準(20円)まで戻るのはもう少し時間が掛かりそうですね。外出自粛、インバウンドの激減とコロナ禍の直撃を受けただけに、回復の兆しが見えてきたことはホルダーとして一安心と言った所です。ホールド継続です。
東京個別指導学院(4745)
21年2月期の本決算が開示されました。
本決算 売上:-10.0%、当期純利益:-87.6%
通期 売上:+15.6%、当期純利益:+502.3%
対前年で売上2桁減、当期純利益も大幅減と苦しい本決算となりました。とは言え、当初予想ではギリギリ黒字を確保できるレベルでしたが、大幅な上振れ着地となり一安心です。
22年2月期は、コロナ前までとはいかないものの大幅に業績回復する見込みです。オンライン講義などコロナ対策も進んでいる様です。気になる配当は据置きの26円(中間、期末とも13円)。今期(22年2月期)の配当予想も26円としました。ただし、業績が大幅に回復するものの配当性向は99.8%と通常であればあり得ないレベルの株主還元になります。これも自己資本比率70%超で有利子負債ゼロの鉄壁財務がなせる業だと思います。ホルダーとしては会社の心意気に敬意を表するとともに、業績回復から成長軌道への回帰を願うばかりです。
以上、2/8月決算の保有株の決算レビューでした。
最後までご覧頂き有難うございました。