オリックス、KDDI ともに増配&自社株買い発表!
こんにちは。
やはり、やってくれました。
高配当株の世界のON(王、長嶋)と言っても過言では無い、
いや阪神ファンの僕から言えば掛布とバースか・・・
いやいや、ここはオリックスを立ててイチロー、田口(田口はクリーンナップの印象薄いけど)か・・・
どうでもよいですが、オリックスとKDDIが増配&自社株買いを発表です。
増配
前年対比で1株配当を増額すること。増配する会社は業績好調で株主還元に積極的であることが多い(ただし、JTやキヤノンの例もあり。配当性向が高くなっていないか注意必要)。
自社株買い
市場から自社の株を買い戻して消却すること。発行済株式数を減らすことで1株当たりの利益(EPS)を高める(=株主価値を高める)株主還元策。
サイコーに株主を喜ばせてくれますね。
せっかくなので、そんな株主想いの両社の決算内容を見ていきたいと思います。
まずはオリックス!
「やる気MAXオリックス」のCMで有名ですね。リースが祖業ですが、金融、不動産はじめ多角化しています。お恥ずかしい話ですが、投資している僕も同社が行う事業すべてを把握し切れていません。詳細は以下の資料をご覧頂ければと思います。1つ言えるのは、景気に敏感なセクターではあるものの、設立初年度を除き55年間黒字を続けている優良企業と言うことです。
オリックスの事業構成_オリックス21年3月期第2四半期決算ハイライトより
では、オリックスの決算内容をみていきましょう。
売上+0.5%、営業利益-4.0%、最終利益-36.4%
EPS:155.54円、1株配当:78円
コロナ影響で今期は厳しかったですが、踏ん張りましたね。そして、前年同額の76円で出していた配当予想を2円増配して78円としました。今期の配当方針として、「76円もしくは配当性向50%、いずれか高い方」としていましたが、方針通り78円(配当性向50.1%)に増配となりました。加えて、500億円を上限とする自社株買いの発表もありました。手厚い株主還元です。お疲れさまでした。有難うございます。
続いて、22年3月期の業績予想です。
最終利益+29.9%
1株配当:78円
最終利益と1株配当の予想のみ開示されています。コロナ前の水準まではいきませんが、業績は回復する予想です。配当は据え置きの78円で出してきました。ただ、何でか分かりませんが、今期も増配を期待している自分が居ます。
続いてKDDI!
通信ガリバーNTT最大のライバルであり、言わずと知れた通信キャリアです。そして、投資家にとっては19期連続増配を達成している国内屈指の連続増配銘柄としても有名です。業績が安定して伸びており、「配当性向40%超とEPS成長の相乗効果により持続的な増配を目指します」と株主還元方針も心強いです。
KDDIの配当推移、今期も増配なら20期連続_KDDIウェブサイトより
菅総理の執拗な要求による携帯料金値下げがありましたが、影響はどの程度なんでしょうか。決算内容を見ていきましょう。
売上+1.4%、営業利益+1.2%、最終利益+1.8%
EPS:284.16円、1株配当:120円
微増収、微増益です。携帯料金値下げによる通信料収入が減少する中、金融・コマース・エネルギーからなるライフデザイン領域、DX・クラウド・IoTからなるビジネスセグメントと言った成長領域が業績を牽引しました。配当は対前年5円増配の120円、併せて1,500億円を上限とする自社株買いを発表。もちろん同社の実力、頑張りあってのことですが、当たり前の様にサラッとやってくれますよね。お疲れさまでした。
続いて、22年3月期の業績予想です。
売上+0.7%、営業利益+1.2%、最終利益+0.5%
EPS:292.68円、1株配当:125円
前年に引き続き、やはり微増収、微増益です。決算短信からは携帯料金値下げの影響については分かりませんでした。配当は5円増配の125円の予想。20期連続増配へと向かいます。
充実のカタログギフトも!
両社とも、3月末日に同社株式を100株以上保有していることを条件にカタログギフトの株主優待を実施しています。この2社のカタログギフトは内容が充実していて、投資に興味の無い僕の家族も楽しめています。
増配と自社株買いもしてくれた上に充実のカタログギフトまで貰えるんですよ。
何て株主に優しい会社なんでしょうか。
最後にもう1回叫びましょうか。
オリックスとKDDI、やっぱりアンタらサイコーやで!
なお、株主優待にご興味ある方は以下URLからご確認下さい。
オリックスの株主優待
株主優待について│オリックス株式会社 (orix.co.jp)
KDDIの株主優待
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