はじめに
ついに!
SBI証券とネオモバが経営統合
のニュースが出ました。
合併は2023年3月13日の予定、既に2022年10月7日をもってSBIネオモバイル証券(ネオモバ)の新規口座開設の受付は終了しています。SBI証券が単元未満株の買付手数料を無料化した頃から何となく予想はしていました。ですが、ついにこの時が来ましたか。まあ、SBIが無料化してしまうとネオモバの存在価値ってどうなん・・・?どっちが良いんやろ・・・?と色々分かりにくくなりますので、仕方無い所でしょうかね。個人的には自然な流れとして受け止めます。
さて今回は、月1回恒例のネオモバでの単元未満株運用(「じぶんファンド」)の定点観測の記録です。ネオモバは来年3月に消滅する訳ですが、移管先は順当にSBIか、「銘柄スカウター」でお世話になっているマネックスの二択ながら決めきれていません。恐らく、来年3月の消滅近くまでネオモバは継続すると思うので、移管までは月1回の定点観測を継続して記事もアップしていく予定です。
集計は毎月第2週目の金曜日にすることが多く、前回集計は9/16(金)で日経平均27,567円でした。前回は8月中旬以降のズルズル下落相場の最中でしたが、今集計期間も前回の流れそのままに軟調に推移しました。最終日の10/14こそ大きく戻しましたが、概ね26,000円台での攻防でした。10/14(金)の日経平均終値は27,090円、何とか27,000円台を回復した所です。
「じぶんファンド」組入銘柄
組入銘柄は不動の以下10銘柄です。カッコ内「○期」と書いてあるのは連続増配年数(実績ベース、管理人調べ)です。グロース株と言えども連続増配ができる企業は安心して長期保有できますね。
- ショーボンドHD(建設、14期)
- エスプール(サービス、5期)
- MonotaRO(小売、11期)
- セレス(情報・通信)
- eBASE(情報・通信)
- トリケミカル研究所(化学、9期)
- エラン(サービス、8期)
- 全国保証(その他金融、9期)
- ワークマン(小売、12期)
- HOYA(精密機械)
メイン口座で主な投資対象としているバリュー株とは異なりグロース株(高成長、高PER)中心に、業種、内需/グローバル、時価総額などのバランスを意識した構成にしています。
「じぶんファンド」の運用状況
まず、先月からの主な動きです。
- 評価額は対前月+43,804円、含み損が拡大するも積極的な買い増しにより運用額50万円を突破
- ワークマン、トリケミカル研究所、エスプールなどを多めに買い増し
ワークマンは8月、9月と月次の数値が芳しくないですね。秋冬商品が低調で既存店売上高は前年割れが続いている状況。ただ作業服やスポーツ・アウトドアウェアを中心とする高機能×低価格のブルーオーシャンが侵された訳ではないとの判断のもと買い増し中です。
トリケミカル研究所は23.1期1Qは好決算に見えるものの、景気減速、半導体業界の先行き懸念からか株価は下落していますね。直近の株価低迷は半導体業界全般に言えることですが、5年~10年の長期で見ると成長市場であることは間違いなく、今のうちに仕込んでおきたい。
エスプールも決算良かった様に見えましたが株価下落中。新規ビジネスも順調に立ち上がっており、こちらも買い増しチャンスと思っています。
なお、トリケミカル研究所については銘柄分析記事を書いていますので、よろしければ以下記事をご覧下さい。
損益は以下になります。
ネオモバ「じぶんファンド」損益(22.10.14)
「じぶんファンド」運用方針
最後に、毎度繰り返しになりますがネオモバでの運用方針は以下の通り。
- 長期投資を前提としつつ、短期的な(機動的な)売買も行う
- グロース株、値がさ株に投資
- 集中投資(保有銘柄数は10銘柄以内)
- Tポイント最大限利用
なお、1株から買える最大のメリットは、
- 値動きが激しいグロース株の買いタイミングを分散できること
- 単元(100株)に手が届かない様な値がさ株に投資できること
だと考えています。
銘柄選定をする際には売上・利益の年平均成長率(CAGR)と各利益率、ROIC、ROEの推移を主に見ています。因みに、各指標はマネックス証券の銘柄スカウターを使うと簡単に調べたり比較したりすることが可能です。マネックス証券に口座開設する必要がありますが、個別株投資をする上で大変便利ですし無料でできますので、ご興味のある方は以下URLからご覧下さい。
日本株銘柄分析ツール マネックス銘柄スカウター | 情報ツール | 投資情報 | マネックス証券 (monex.co.jp)
また、グロース株はPERだけを見ているとどれも割高水準になってしまうので、PEGレシオも見ながら投資判断をしています。
PEGレシオ = PER ÷ CAGR
あとは業種、内需/外需、時価総額などのバランスを意識して銘柄選定を行っています。
おわりに
PFは6か月振りにプラ転。一方で買い増しは進まず暇な1か月となりました。
まだまだ運用額が少ないので、買い場が来たら積極的に買っていきたいと思います。
最後までご覧頂き有難うございました。
過去6か月分の記事です。