弱小投資家が経済的自由を目指すブログ

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2019年一般NISAの投資を振り返る

 

はじめに

今回は2019年に投資した一般NISA口座の振り返りです。

前回記事の通り、個別株投資を始めたのが2019年9月、一般NISAを利用して始めました。その年は約4か月で120万円のNISA枠をほぼ使い切りました。前回記事を書いていて、2019年に投資した分の非課税期間がそろそろ終わることに気付き、今回の記事執筆に至った次第です。

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一般NISAは投資で得た運用益(譲渡益、配当)が非課税になる制度です。最長で5年間、120万円/年を非課税で運用できます。損失が出た場合には損益通算ができない(=要するに利益も損失も税金計算上は無かったことになる)のがデメリットですが、僕はこの制度を使って個別株投資を始めました。今となっては、損益通算が使えないのは初心者にとって難易度が高いな~と思います(汗)。無謀だったのかもしれませんが、そのお蔭で良い銘柄をとにかく安く買うことに専念する(基本的に売りは考えない)投資姿勢が身につくことになりました。基本的に売らない方針にしたのは、そこまで手(頭)が回らなかったためです。失敗もありましたが、結果的にこれが現在のスタイルである長期投資に繋がることになりました。

2019年一般NISAの非課税期間は2023年末まで

前述の通り一般NISAの非課税期間は5年間です。2019年に投資した分の非課税期間は2023年末までとなります。非課税期間終了後は、売却または課税口座への払い出しのどちらかを選択することになります。これまではロールオーバーと言って最長10年まで翌年のNISA口座に移管することができたのですが、2024年から始まる新NISAの登場によってそれが出来なくなってしまいました。一般NISAの2019年投資先は2028年末まで非課税で運用できると思っていた訳ですが、想定が狂ってしまった形です。とは言え2024年から始まる新NISAは非課税額、期間ともに大幅に拡充されており長期的にはメリットがあるとは思っています。

 

繰り返しになりますが、2019年一般NISAの非課税期間は2023年末までです。そろそろExitを考えないといけません。本記事では、2019年一般NISAで投資した個別株のパフォーマンスを確認しつつ、Exitの方向性について考えてみたいと思います。

2019年NISA口座パフォーマンス

トータル損益

トータル損益です。2019年投資分は配当込みで+38.97%です。この年が初心者だったのでプラスで終われたら万々歳かなと思いますが、嬉しいですね。

保有銘柄

続いて現在保有している銘柄と評価損益です。

JT以外は翌年以降に買い増しを行っていますが、2019年の買い付け額に対する損益が表示されています。コロナショックの様なイレギュラーな時期を加味せずとも30万円(43%)の含み益があると言うことですね。NISAからのExitですが、「上がり過ぎたシクリカル銘柄は売却」の方針に従い、2銘柄を売却、1銘柄は迷い中、それ以外は課税口座で継続保有の方針です。

 

翌年以降の買い増しはほとんどがコロナショック下でのナンピン買いですが、今となっては大きな含み益となってPFのパフォーマンスに貢献してくれています。

売却した銘柄

続いて売却した銘柄です。

双日は、2021年に実施された1株⇒5株の株式併合が発表されたタイミングで売っています。もともと1単元3万円台で買える弱小投資家にも買いやすい高配当株だったんですが、単元株を揃えるのに必要投資額が増えると言うことで手放しました。単元未満株で保有継続の選択肢ももちろんあった訳ですが、優先順位の関係で手放しました。売却後、商社株はバフェット効果もあり大幅上昇しましたが、見事に取り逃しました。逆神と言うか、自分はそういう星の下に生まれていると思っています。

 

昭和電工(現レゾナック)は、コロナ禍で業績悪化、無配転落で株価も大幅下落となり損切りしました。コロナ前年に日立化成を買収したんですが、借入+業績不振で財務が悪化、恐怖を感じて売却した形です。運が悪かったのかもしれませんが、逃げ遅れたため傷が大きかったですね。実はこの頃、伊藤忠商事と株価が同じぐらいだったんですよね。ここを売って伊藤忠を買うと言うアイデアはあったものの決断できず・・・タラレバの話ながら、損失回避バイアスに陥って大きな利益を取り逃したのかもしれません。実力もあるとは思いますが、自分はそういう星の下に生まれてるんですよね。

 

東海カーボンは、昭和電工と同じく黒鉛電極で儲かっている会社。割安高配当だったので投資しました。コロナ禍では昭和電工と同じく業績悪化、減配。ですが、一定の配当を出したことと財務が良かったことから保有を継続しました。結果、コロナ禍後の株高局面で売り抜けて利益確保できました。シクリカル銘柄なので徹底的に売られた時には再度保有することも考えたい銘柄です。

 

三菱UFJフィナンシャルグループは、シリコンバレー銀行(SVB)破綻の影響で金融株が一時的に急落したタイミングで売却しました。その後の株価は反転して大きく上昇しました。やっぱり、自分はそういう星の下に生まれてるんですよね。

 

おわりに

何だかんだプラスで終えられそうです。

欲張らないのでトータル増えてればOK。

反省は必要ですが、ベストな選択をし続けるのは不可能なので、ほどほどで良しとしましょうかね。