こんにちは。
今回は、今年に入って始めたSBIネオモバイル証券(ネオモバ)での単元未満株運用(「じぶんファンド」)の記録です。
毎度繰り返しになりますが、ネオモバでの運用方針は以下の通り。特に値動きの荒いグロース株への投資に少額で慣れるのが目的です。
・長期投資を前提としつつ、短期的な(機動的な)売買も行う
・グロース株、値がさ株に投資
・集中投資(保有銘柄数は10銘柄以内)
・-10%で損切り
・Tポイント最大限利用
僕は主にNISA口座(家族名義含め)で投資していますが、実はNISA制度は諸刃の剣。配当含めた運用益が非課税になる反面、損失を出しても損益通算することができません。要するに、「税金計算上は利益も損失も無かったことになる」と言うことです。従って、NISA口座で大幅な損失は避けたい所です。故に手堅いバリュー(増配、成長、大型)株メインの布陣としています。「勝つことよりも負けないこと」、下方硬直性を重視した運用と言えます(もちろん100%そうなるとは限りませんが)。
一方で 、今年に入ってグロース株も触ってみたいとの気持ちが強くなりました。上にも下にも大きく動くグロース株に関しては、ちょこちょこ買いが有効だろうと言うことで、1株から買えるネオモバに口座開設する運びとなりました。仮に損失を出しても損益通算ができること、NISA枠に収まりきらない(単元買うには資金的にも厳しい)値がさ株へも投資できることも魅力です。
ネオモバ「じぶんファンド」組入銘柄
さて、ネオモバ「じぶんファンド」の組入銘柄ですが、前回から変更ありません。買い増しのみ行いました。当然ですが銘柄数も9銘柄のままで増減なし。あと1枠をどう使おうか?と言うのが今の悩み。
保有銘柄一覧_*16年から黒転したエスプールは4年平均の値を表示
銘柄選定で重要視する指標は売上・利益成長率(直近3年、5年のアベレージ)とROE(ROIC)です。更に、過去の成長トレンドが今後も継続するかどうか、今後のビジネス展開の方向性など非財務指標についても主観ながら検討しています。
特に非財務指標は投資家の間で評価が分かれる所でしょう。僕の好みはプラットフォーム提供型で、特にMonotaROやeBASEの様な圧倒的優位性を築いており後続の参入が厳しいビジネスです。入院セットを提供するエランも同じくプラットフォーム提供型です。一見参入障壁は低そうなビジネスモデルですが、高いROEと成長性から後続・同業との差別化に成功しているものと思っています。今期の業績も好調なので買い増しを進めつつ、ビジネスモデルへの理解を深めたい銘柄です。
ただ、それだけでは銘柄に偏りが出てしまうため、F&L CO(スシロー)やトリケミカル研究所の様な、それ以外の銘柄も意図的に組み入れる様にしています。
運用損益
最後に、ネオモバ「じぶんファンド」の損益です。
ネオモバ「じぶんファンド」損益(21.12.16)
セレスは値動き激しいですが、個人的に暗号資産関連のビジネスに期待しており、長期目線でじっくりと株数を増やしていきたいと考えています。下げ続けているeBASEも同じく長期目線です。好決算にもかかわらずヨコヨコのエランは今が買い場と見ています。
今年の2月の口座開設以降、ちょこちょこ資金投入を続けて評価額は15万円を超える所まで来ました。まあ全銘柄が含み益であれば言うこと無しですが、まだ始めて期間が浅いので、PF全体で大きな含み損で無ければ善しとしたいと思います。
自分で決めた定員の10銘柄まであと1枠ですが、キッコーマン、メルカリ、トビラシステムズ、テルモ、HOYA、ニトリHD、SHOEI、神戸物産、エーザイ、任天堂、Z HDなどなど興味ある銘柄は尽きません。熾烈なベンチ争いですね。一応、成長性を考えて時価総額1,000億円以内の小型株を優遇していますが、指揮官としては有報や中計等を読み込んでベストな布陣を作り上げていきたい所です。
以上、ネオモバの運用状況でした。
最後までご覧頂きありがとうございました。
以下の過去記事で別の組入銘柄を取り上げています。ご興味ある方は、ご覧下さい。
エスプール(2471)
MonotaRO(3064)
FOOD & LIFE COMPANIES(3563)
ショーボンドHDの銘柄分析です