こんにちは。
今回は、保有株であるTOKAI HD(3167)の決算内容を振り返りたいと思います。
業績安定、配当利回り3%超と高配当、おまけに株主優待も貰えるので、家族名義も含めて保有している銘柄です。直近は株価が軟調ですが、地味ながらストックビジネスを保有しており、長期では報われると考えていますが、業績の方はどうだったでしょうか?
TOKAI HDについて
TOKAI HDは、東海地盤でLPガス、CATV事業が主力、その他アクア、通信事業など幅広く行っています。特に主力のLPガス事業は生活インフラで利益率の高いストックビジネスで好みですね。M&Aで他地域へも進出しています。ストックビジネスは顧客数を積み上げることが重要ですので同社方針には共感です。また、積極的に投資を進めつつも財務基盤は強化されてきており経営が上手くいっていると思います。
21年3月期は過去最高益を更新、3年振りの増配とホルダーにとって嬉しい年になりました。今期も期待したいと思います。以下がTOKAI HDの株価指標です。
株価:907円(21年7月29日終値)
配当:30円(配当利回り3.31%)
PER:13.5倍、PBR:1.60倍
決算内容
7/29に22.3期の1Q決算が発表されています。では、見ていきましょう。
22年3月期 1Q業績(実績)
売上+7.3%、営業利益-14.7%、最終利益-23.5%
EPS:14.28円、1株配当:30円
1Qは増収減益のスタートです。
顧客数の純増により売上は過去最高を更新。
一方で、気温が高く推移したことによるLPガスの販売減、顧客獲得のための費用増が影響し、減益となっています。
続いて通期の業績予想です。
22年3月期 通期業績(予想)
売上+5.2%、営業利益+0.1%、最終利益+0.2%
EPS:67.42円、1株配当:30円
通期業績予想は以前に開示されたものから変更なしです。
ストックビジネスで重視したいのは売上が伸びていること。減益になってはいますが、新規顧客獲得のための費用増であれば攻めに出た結果とも言えます。通期予想は据え置きですので、ここは帳尻を合わせてくるんでしょうかね。
個人的には継続ホールド、株価が下落するようなら買い増しの方針です。
最後までご覧頂き有難うございました。
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