2023年は株主優待の廃止が多かった年でしたね
保有する株主優待銘柄の棚卸しを行いました。
振り返ってみると、2023年は株主優待の廃止が多かった年だったかなと思います。後述しますが、保有株でも幾つか優待廃止の発表があり被弾しました。2022年にあのオリックスが優待廃止を発表したのは衝撃的でしたが、その後も後を絶ちませんね。
東証再編、株主平等の原則・・・抗い様の無い流れが我々優待投資家を直撃しています。優待よりも成長や配当を重視した方が資産形成にとって合理的と言う元も子もない考えもありますが、まあ個別株投資のささやかな楽しみの1つとして引き続きお付き合いできれば良いかなと思っています。お店で優待券を使ったり、株主優待の権利を行使する瞬間って、自分が株主であることを実感できると言うか、弱小投資家にとっては何とも言えない感覚があるんですよね。現段階で配当はすべて再投資すると決めているので、株主優待は家族への還元と言う意味合いも大きいです。株をやるのに何かしらのメリットを示さないと家族に理解されないですからね。そういう意味では、株主優待は非常に有難いと思っています。
保有する株主優待銘柄
それでは、2023年12月8日現在で保有する株主優待銘柄をご覧に入れたいと思います。
ドン!
- キリンHD:ビール(または飲料)
- 宝HD:酒(または調味料)
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ピックルスHD:食品(漬物、調味料など)
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ヒューリック:カタログ
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ビックカメラ:金券
- MonotaRO:自社商品
- TOKAI HD:格安SIM割引(または水、ポイント、クオカードなど)
- eBASE:クオカード
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SBI-GAM:暗号資産(XRP)、株式新聞無料購読
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アサンテ:金券
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ヤーマン:オンラインストア割引券
- MCJ:カタログ
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カーブスHD:クオカード
- グリーンクロス:カレンダー
- 全国保証:クオカード(またはカタログ)
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コジマ:金券
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アイフィスジャパン:クオカード
- SHOEI:自社割引券、ノベルティ商品など
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プロネクサス:クオカード
- スクロール:カタログ
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オリックス:カタログ ⇒廃止へ
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日本取引所G:クオカード ⇒廃止へ
- アドバンスクリエイト:カタログ
- イオンモール:金券(またはカタログ)
- NTT:ポイント
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KDDI:カタログ
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イエローハット:割引券
- テルモ(単元未満):自社製品の割引販売など
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上新電機(1株):割引券
全部で29銘柄でした!
太字で記載した銘柄は今年初めて取得したものです。
前年から6増6減の同数となりました。後述しますが、優待廃止で前年から6つ減り、(別に狙ってませんが)減った分を新規取得して6つ増えた格好になります。
なお、外食、地銀、空運、自動車メーカーの下請け等は保有しておりません。株主優待で有名な銘柄も多いですが、成長性や競争優位性に疑問を持っており投資対象から外している業種です。ただガスト、マクドナルド、くら寿司、コメダ・・・子どもが連れてけ連れてけうるさいので、来年には保有しているかもしれません。経営指標的にコメダは良いかもですね。・・・と昨年も同じことを書いていましたが、結局は保有に至ってません。来年はどうなるでしょうか?
今年廃止された優待
廃止された優待と、その後の保有/売却についてです。保有継続が3、売却が3となります。TOB・MBOによる上場廃止のため売却したものが2あるので純粋な売却は1です。JT以外は予告なく株主優待を打ち切り。まさしく優待廃止は突然に・・・ですね。
- JT ⇒保有継続
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システム情報 ⇒売却(MBOで上場廃止)
- 東京個別指導学院 ⇒売却
- TAKARA & COMPANY ⇒保有継続
- みずほリース ⇒保有継続
- 東京日産コンピュータシステム ⇒売却(TOBで上場廃止)
少額でしたが東京個別は痛かったですね。
今後の対応
買った株は基本的に売らない方針なので、興味・魅力が無くなるまでは保有し続けます。銘柄数は昨年と同数でしたが、(株主優待を除いた)純粋な投資先として見た場合のPF全体のクオリティは高められたと思っています。引き続き優待が無くなっても保有し続けたい企業に長期投資することを基本としつつ、株主優待もささやかな楽しみの一つとして継続できればいいですね。
さて来年はどうなりますかね?
過去記事です。