JTが上方修正&増配を発表!
10/31に、俺たちのJT(日本たばこ産業)が22.12期3Qの決算発表をしました!
増配!
ホルダーの皆様、おめでとうございます。
社名の通り圧倒的主力のたばこ事業が好調です。事業展開する多くの国におけるシェア拡大・需要増。そこに円安効果が加わり、二桁の増収・増益となりました。国内/海外のたばこ事業の区別を無くした(統合した)JTですが、従前から海外売上比率が大きいグローバル企業。M&A巧者でもあります。国内市場はシュリンクしているものの、ロシアを含め海外では成長が続いている様ですね。
好調な業績を受けて通期業績見通しを上方修正。さらに、
配当を150円⇒188円に増額修正キターー!
減配に泣いた21.12期ですが、たった1年で減配前の20.12期を大幅に上回る配当に戻してくれました。後から見れば、21.12期は長期的な増配トレンドの踊り場に過ぎないのかもしれませんね。
JTは国内屈指の高配当株
今さら言うまでも無く、JTは国内屈指の高配当株です。本記事執筆時点(22.10.31終値)で株価は2464円です。増配後の188円/年で考えた場合、配当利回り7.63%にもなります。僕は個別株を始めた2019年9月から100株だけ保有していますが、簿価(取得単価)ベースでの利回りは8%を超えてきます。コロナ禍もあり長らく含み損の状態が続いていましたが、今年始めからはプラ転しました。含み益+高配当でウハウハの状態ですね。
含み損を抱えながらも保有続けてきた理由は何でしょうか?
- 普通ではあり得ないレベルの配当利回り
- 値上げが許容される寡占事業
- 故に収益性が高い(利益率、営業CFマージン、ROE)
- キャッシュ潤沢で好財務、まず倒産しない
- M&A巧者、いつかは業績不調(株価低迷)を脱してくれるはず
要するに、「金のなる木」。
6%を超える配当利回りは、普通なら疑ってかかる所ですが、上記理由で「JTだからこそ」許容される訳です。他の銘柄にはマネできない芸当です。とにかく、ダラダラと高配当を享受しつつ反転を待つ戦略で保有を続けてきました。まあ分散投資している中のone of themというスタンスで気軽に保有していると言うのは大きかったですかね。
長期保有することで良いこともあるのかな?
ここ数年、JTに関してはコロナ禍による減配や優待廃止、ESGを重視する投資家マネーの流出、ロシア情勢とネガティブな状況が続いていました。にもかかわらず、売却することなく保有を続けてきました。事業環境が良くない中、自分の中で保有継続の前提(=金のなる木)は覆ることはありませんでした。
常に調子が良い企業は無いと思っています。
JTに関しても、減配や優待廃止した時点で手放した方も多いのではないかと思います。
人とパフォーマンスを比べるつもりは毛頭ありませんが、JTへの投資に関しては、長期保有していて良かったなと思えます。
100株しか持ってませんが・・・
最後までご覧頂き有難うございます。
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