今回は、2022年10月の国内株の売買とポートフォリオの記録になります。
株価上昇局面では何もしなくても資産額が増えていく。
— ゆーゆ (@BolSF98jXinusdY) 2022年2月26日
下落局面では買い増しすることで株数、後の受取配当額を増やすことができる。
要するに、どっちに転んでもいい👍
こんな感じで、株価が高くても安くても毎月1銘柄以上をコツコツと買い集め、買ったら基本的に売らないルールで運用しています。ざっくり20~30万円/月が平均的な投資額となっています。
売買記録
〇新規投資
ヤーマン 100株
〇買い増し
東京エレクトロン 1株⇒2株
ヒューリック 200株⇒300株
〇売り
マルマエ 100株⇒0
MRK HD 200株⇒0
10月の日本株相場は、9月の大幅な下げからジワジワ戻す展開で、25,805円(9/30終値)⇒27,587円(10/31終値)となりました。体感的に、特に月の後半は堅調でボラティリティの高い2022年にあって比較的穏やかな心持ちで過ごせた様に思います。そんな中、安くなった銘柄をちょこちょこ買いつつ損出し・損切りを行い、PFのclean-up(含み損の解消、優先度の低い銘柄の売却)を進めました。
ヤーマン(6630)に新規投資
美顔器を始めとした美容機器の販売を行う当社。株主優待で有名ですが、実は収益性や成長性も高い銘柄です。コロナ禍の22.4期を除けば、売上は2017年以降2ケタ成長を続けており、ROEも20%台後半と高水準で推移しています。配当利回りは1%弱と低いですが、PERは10倍を切っており割安水準。高配当では無いので、売却益を得ながら株主優待の長期保有特典を得る作戦で、もう一単元追加したい所です。
東京エレクトロン(8035)買い増し。
半導体製造装置の世界シェア3位。半導体銘柄が軟調で、成長性、収益性、安全性すべて優秀な大型優良株が売られまくっており、配当利回りは4.5%ぐらいで掴めました。1単元で約370万円、僕の様な弱小投資家には手出ししづらいですが、1株単位でコツコツ買い継続です。
ヒューリック(3003)を買い増し。
「銀座の大家」こと都心の好立地物件を多数保有する不動産業者。業種としては安定性に欠けると考えているため、中小のデベロッパーや(昨今の成長著しいものの)自分の中で投資対象として腹落ちできていないオペンホーセ、KI☆不動産などには手出ししないことにしています。ですが、フィー収入が主体で空室率の低いヒューリックは上場来14期連続増配を予定している当たり安定感があり保有しています。御三家と言われる財閥系大手デベロッパー(三井不動産、三菱地所、住友不動産)を猛追する4番手で成長性にも期待です。優待権利の300株まで買い増しできました。チャンスがあれば家族名義でも拾っていきたいと思います。
マルマエ(6264)は決算発表後、半導体需要の減速を見込んだ23.8期通期業績の弱気見通しでガッツリ売られました。20%ほどあった含み益が吹っ飛び一気に含み損に突入したため売却(損出し)。ただ長期的に見て半導体は成長産業であるとの見立ては変わらず、いずれ買い戻したいなと思っています。
MRK HD(9980)は、一単元2万円弱で買えて株主優待が貰える銘柄と言うことで何となく買いましたが完全に失敗でした。業績不振に加えて優待改悪、株価も30%以上下落してのお別れとなりました。しかもNISAなので損益通算もできず!少額投資だったため損失額が少なかったのが救いですね。この様な失敗は二度としないと心に誓います。
運用資産状況(2022年10月31日終値)
運用資産:9,905,510円、対前月+277,070円
確定損益:-12,000円(今期)、+151,390(通算)
評価損益:+4.92%、対前月+2.55ポイント
損出し・損切りを行った結果、今期(2022年)の確定損益はマイナスに転じました。2022年は損している(お金を失っている)感覚が大きいですが、現実のものとなりました。なかなか厳しい相場です。
反面、(損出ししたので当たり前ですが)評価損益は大幅に良化しました。企業業績も市況も、ましてや株価なんて素人には読めるものではないです。理解する様に努力はしますが、そこは無理と割り切っています。ただ、戦略的に損出し・損切りを行うことで税金のコントロールは可能です。これからも、損小利大を追求していく所存です。
国内株ポートフォリオ
構成銘柄は以下の様になっています。四捨五入して保有比率5%以上の銘柄のみ社名を表示しています。保有銘柄数は前月から-1の38。上位銘柄の保有比率に先月から大きな変化はありません。
含み損益上位5銘柄
続いて、含み損益(%)の上位5銘柄ずつです。
含み益上位5銘柄
- KDDI:+62.78%(+169,500円)
- オリックス:+46.06%(+137,800円)
- 三菱UFJ FG:+43.05%(+42,100円)
- ブリヂストン:+34.39%(+137,200円)
- カーブスHD:+26.28%(+18,000円)
ブリヂストンが上位に返り咲き。長期で保有したい優良銘柄を暴落時に拾って長期保有するスタイルなので、上位4銘柄はコロナ前から保有していたりコロナショック中に買った銘柄ですね。含み益に加えて配当利回りもかなりあるのでウハウハの状態です。カーブスHDはポストコロナの成長期待株です。
含み損上位5銘柄
- ピックルスHD:-41.85%(-222,600円)
- 東京個別指導学院:-13.76%(-8,200円)
- アイフィスジャパン:-12.96%(-8,800円)
- コジマ:-8.74%(-5,900円)
- 三菱ケミカルG:-8.31%(-12,180円)
含み損1位は業績下方修正が出て落ちるナイフ状態のピックルスHD。長期目線で買い増しを考えている割安成長株ですが、なかなか手が出ません。しかもNISAなので切れない・・・「地獄獄の果てまで」とはこのことですかね・・・
その他は株主優待目当てで買った銘柄が中心です。最小単元で保有しているため(含み益上位と比較して)額としては小さく収まっています。優待廃止・改悪があればぶん投げる可能性はありますが、現状では継続保有の方針です。
以上、2022年10月の売買記録でした。
過去記事です。