今回は2023年の振り返りと2024年の方針についてです。
年が明け、既に1月も月末に差し掛かっていますが、ようやく記事にすることができました。いやあー、時が経つのは早いですね・・・
2023年振り返り
まず2023年初に立てたの運用方針(過去記事の原文ママ)です。あくまで長期投資(買ったら基本売らない)が前提です。
- インカム(配当&優待)銘柄はこれまで通り分散投資を徹底
- グロース株は分散→集中へのシフトを進める
- 米国株への投資金額を2022年の2倍に増やす
- 銘柄数は極力増やさない
過去記事にも赤字で記載した「銘柄数は極力増やさない」は、2023年から追加したものです。リスク分散の意味合いもありますが、株式投資の場数を踏む(経験値を積む)目的もあり、2022年までは多くの銘柄に分散投資する方針でした。気になる銘柄を保有して(そして買ったら基本的に売らない)、決算内容やビジネスモデル、経営戦略などを分析する。これを続けたお陰で、たくさんの会社を見ることができ、株式投資だけではなくビジネスの勉強にもなったと思います。ただ、2023年からは自分の中で場数を踏むフェーズは一旦終わったと、そう考えて加えた方針でした。
そして2023年末の保有銘柄数は日本株49(2022年末は51)、米国株15(2022年末は15)となりました。以下が2023年に新規投資した銘柄と投資理由になります。
- 日本駐車場開発・・珍しい7月決算&優待(配当月の分散)
- キッコーマン・・グローバル優良企業
- テルモ・・グローバル優良企業
- シスメックス・・グローバル優良企業
- SHOEI・・ニッチ分野で高シェア、高い増配率
- NTT・・株式分割後の打診買い
- VGLT(バンガード米国長期国債ETF)・・待機資金(ドル)の置き場
運用額が増え、7銘柄を新たにポートフォリオに迎え入れつつも、当初の方針に従って損切りや銘柄整理などを行った結果、保有銘柄数をコントロールできました。長期投資を前提に、良いと思った銘柄を集めながら、その中でより良い銘柄を選んでいく(資金を寄せていく)。そうすることで、より強いポートフォリオが出来上がる。今はこんなフェーズかなと思っています。
2023年はグロース株と比較してバリュー株が堅調だったため、インカム銘柄とりわけ高配当株の買いは少なかったです。むしろ、三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)、ENEOS HD、三菱ケミカルGと言ったシクリカル銘柄を手放したため、ポートフォリオ全体の配当利回りは低下しました。MUFGはその後の株価上昇を考えると完全に失敗でしたねw
優待株は過去記事にも記載した通り6増6減の29銘柄で変わらず。個人的には株主優待が無くても保有したい銘柄を選んでいるつもりではありますが、ほどほどににしないといけませんね。www.loveyuyu-dividend.com
グロース株の分散⇒集中へのシフトに関しては思ったように進められず。上述の通り、長期投資を前提に良いと思った銘柄を集めながら、その中でより良い銘柄を選んでいく(資金を寄せていく)過程です。分散⇒集中へのシフトに関しては今後の課題かなと思いますが、無理せず進めていけば良いですかね。
米国株に関しては2023年も円安でドル転が進まず、全然増やせませんでした。まあゴリ押ししても損するだけなんで、ここは様子見でしたね。
2024年の運用方針
2024年の運用方針です。
- インカム(配当&優待)銘柄はこれまで通り分散投資
- グロース株は分散→集中へのシフトを進める
- 米国株への投資金額を2023年の2倍に増やす
- 銘柄数は日本株60、米国株16までとする
長期投資を前提として、基本的には2023年の方針を引き継ぎますが、銘柄数だけ数値目標を設定しました。運用資産額が増える中で、保有銘柄数は多少増えてしまうかもとは思っています。
ま、2024年もボチボチやっていきましょうかね。